AI(人工知能)を活用したコミュニケーション製品を手掛けるGateboxは、東京ゲームショウ2024(2024年9月26~29日、幕張メッセ)で小売店向けAI接客サービス「AI売り子」を展示している。同サービスは9月25日に発表した。91言語に対応しており、画像認識による客の呼び込みや商品説明を実施できる。 AI売り子は米OpenAI(オープンAI)のマルチモーダルの大規模言語モデル(LLM)「GPT-4o」を利用し、カメラによって得られた映像から画像認識技術で状況を判断する。カメラに映った客の特徴を認識し、客に合わせた呼び込みや商品の紹介を実施できる。実際の展示では「ジャケットを着たお姉さん」のように客の服装や性別を認識した呼びかけをしたり、目の前に置かれたドーナツを紹介したりしていた。キャラクター設定や商品情報などはGateboxが店舗に合わせて調整するだけでなく、店舗側でも設定できる