『戦前の少年犯罪』は買う予定ではいるがまだ買っていない(まだアマゾンのカートの中)し、少年犯罪データベースドアは断片的にしか読んだことがないので、いまさら気付いたのだけど、考える前にやるべきことがあるだろは、彼のモットーを語った管賀江留郎について、あるいは私は考えない。を言い直したものだった。 管賀氏の言う「基本的データがない状態で、ものごとを正しく考えられるはずがありません」という点については以前再犯率問題について書いていた時に僕も痛感した。 再犯率問題とは 再犯率問題というのは3年ほど前のこういう話。2004年の暮れに奈良幼児殺害事件の容疑者が逮捕された。この容疑者性犯罪の再犯者だったためマスメディアが和製ミーガン法を求める方向に世論があおったのだが、その根拠となる「性犯罪は再犯率が高い」とする統計がデタラメだったという問題。 これは「統計の嘘」というレベルではなくてコレジャナイ統計と