なぜ内定をもらえない学生が出てくるのか――彼らの行動を分析した:仕事をしたら“就活生の動き”が見えてきた(前編)(1/7 ページ) 学生の就職活動が本格化している、らしい。なぜ「らしい」を付け加えたかというと、記者は採用の仕事に携わったことがないので、いまひとつピンと来ないからである。またいわゆる“バブル世代”なので、いまのようにインターネットを使って「エントリーシートを提出する」ということもなかった(「就活」という言葉もなかったと思う)。正直に言うと、遠い昔の話なので今の動きがよく分からないのだ。 現在就活をしている学生は、どのようなスケジュールで動いているのだろうか。ある就職サイトにはこのように書かれていた。10月ごろから「自己分析」「企業研究・業界研究」をして、12月に入ると「エントリー」「会社説明会」などがある。それと平行する形で「エントリーシート」を提出して、2月には「面接」、3