将棋初心者が困ることの一つに「初心者向けの良い定跡書が少ない」ことがある。将棋のうまい人ほど初心者が困る部分を忘れがちで、難しい本を推薦してしまう。最近は書籍が絶版になるのが早いので 推薦された良書が売られていないこともある。 私が将棋を再開したときも 初級者向けの本は少なく、仕方がないので適当に将棋本を買っては挫折するということを繰り返した。今 思えばかなり遠回りをしたものだ。 (そのころを経験を元に書いたのが「初心者のための将棋入門書」)。 i羽生将棋の経験を元に開発幸い、そのころに比べると本当の初心者に向けて作成された棋書やアプリが増えてきている。アイデスさんから発売されている i羽生将棋も初心者向けソフトの1つ。 i羽生将棋は、ある程度将棋を覚えた人からすると、一見簡単すぎるソフトに見える。対局モードは最高のレベル3でも相当に弱いし、詰め将棋は1手詰・3手詰が主だ。ところが、これで