国土地理院では、訪日外国人旅行者の円滑な移動や快適な滞在のための環境整備を図り、観光立国実現や2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会の円滑な開催などに資するため、平成26年5月に「外国人にわかりやすい地図表現検討会」を設置し、地図に記載する地名等の英語表記ルールや外国人にわかりやすい地図記号の検討を進め、同検討会の報告書を公開しました。 地名等の英語表記ルールについては、国土地理院が英語版地図を作成する際の基本として適用しています。 地図記号については、当報告書で示された地図記号イメージを基に、視認性等を確認の上、平成27年度に外国語版地図における具体的な地図記号を15種類作成しました。これらの地図記号は、公共測量の規格の統一等に用いる「作業規程の準則」に盛り込みました。