環境省が23日、2040年度には耐用年数を過ぎてごみとして排出される太陽光パネルが77万トンに達するという推計を公表した。現状、破棄された太陽光パネルは大半が埋め立て処分されているという(SankeiBiz、共同通信)。 パネルの耐用年数は約25年。2015年度の排出量は2400トンだったが、近年太陽光発電システムの普及が進んでおり、その結果2030年度には2万8000トン、2040年度には77万トンが排出されると推定されているという。パネルには鉛などの環境汚染を引き起こす物質も含まれており、リサイクルや適正な処理方法の確立が必要となる。