オンラインRPG「Gladiators」を作りました 昨年12月30日に上の記事を公開して「Gladiators」の運営をスタートし、1ヶ月経ちました。ものすごくユーザ数が多いというわけではないですが、登録ユーザの定着率は高く、何百時間とプレイしてくれているユーザもいてそれなりに順調です。 現在の高レベルプレイヤーランキングはこんな感じです。 早くもレベル100を超えるプレイヤーが出てしまったのは想定外でしたが、たまに1時間ぐらい遊ぶプレイヤーもいれば、毎日5時間、休日は10時間とか遊んでくれるプレイヤーもいるわけで、前者がその1〜2時間で1レベルぐらいは上がるようなゲームバランスにしてしまえば、後者はすぐにレベル100ぐらい行っちゃいますよね……。普通のRPGなら他のプレイヤーとの絡みはないので、レベル格差が生じたところで気にする必要はないんですが、オンラインRPGではのんびりプレ
■MMORPGはリソースの問題がもっともデカイ。 この場合のリソースとは、スキルの数とか、魔法の数とか、クエストの数とか、アイテムの数とか、そのゲームで楽しむ事のできる全ての要素をいう。 このリソースが尽きる(ユーザーに全て遊ばれてしまう)と、ゲームとして終了する。「もうクリアした」というアレ。 ■ゲームの必要な長さの話 パッケージ販売のドラクエは60時間あれば長編ゲームだけど、ネットゲームで60時間では一週間でゲームが終わってしまう超短編だ。 協力プレイが前提のMMORPGで、1週間でゲームの賑わいのピークが終わってしまってはお話にならない。 人が居ることが前提のゲームで過疎っては全てが終わり。責任者も大変な事に。 ■長いゲーム=クソゲーでは無い話 MMORPGが、クソゲーだの、やたら経験値稼ぎがシブイだの、レアアイテム狩りぐらいしかする事が無いだの言われるのの殆どはこのリソース問題に起
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日本のコンテンツ産業は推定で180万人の就業者を抱え、全体の規模は14兆円弱という巨大なインダストリーだ。 ただ、コンテンツ産業の中核を担うテレビ放送局や新聞・出版、さらに音楽など各業界はともに、じり貧状態が続く。インターネットを見れば、あらゆる無料のコンテンツが豊富にあり、これまでの収益モデルを維持することが難しくなっているからだ。 そんな業界において、1人気を吐くのがオンラインゲーム業界。少し前まではマイナーなニッチ産業と言われてきたが、国内の市場規模は1200億円を超え、あっさり邦画業界を追い抜いた。雇用も少ないとは言え、急拡大している。 オンラインゲーム業界が面白いのは国内のコンテンツ系企業の多くがネットビジネスで苦戦している中で、収益を拡大していることだろう。しかも、若い人材を中途採用などで幅広く集めており、新産業にありがちな熱気もある。 オンラインゲーム大手各社がコンテンツ産業
【島国大和】ゲームはいずれ全部オンラインゲームになる ライター:島国大和 島国大和 / 不景気の波にもがく,正体はそっとしておいて欲しいゲーム開発者 島国大和のド畜生 出張所ブログ:http://dochikushow.blog3.fc2.com/ ゲームは,いずれ全部オンラインゲームになる。 ……そんな与太話でも,4Gamerの誌面上でなら,読んでくれて,また理解してくれる読者さんが沢山いらっしゃると思うので,今回はそんな自分の考えというか未来予想を書かせて頂ければと思います。宜しくお願いします。 ビデオゲームの歴史:アーケードゲームの隆盛 2009年3月にNDS用に発売されたシリーズ最新作「SPACE INVADERS EXTREME 2」 未来を知るには過去から順番に知っといた方が便利なので,軽くゲームの歴史をおさらいしよう。 ビデオゲームが商業的に成り立ったのは,1972年のアタリ
【切込隊長】MMO系RPGはどうしてクリッコゲームばっかりなのか? ライター:山本一郎 切込隊長 / アルファブロガーにしてゲーマー。その正体は,コンテンツ業界で今日も暗躍(?)する投資家 切込隊長:茹で蛙たちの最後の晩餐ブログ:http://kirik.tea-nifty.com/ 何の酔狂か,修羅の形相の4Gamer編集者から連載の執筆依頼を頂戴した切込隊長であります。 読者からすると「何屋だお前」という雰囲気がするかもしれないが,平たく言えば,ゲーム屋がゲームを出すために必要な資金をどこからか引っ張ってきて企画を企画として成立させるための仕事,が中心である。まあ,制作委員会とかコンテンツファンドとかそういうもんを立ち上げる仕事だ。 世間的には「財務」とか「調達」とか言う。最近は,ゲームよりアニメやテレビの仕事のほうが多いような気もするが,気にしない。ゲームもアニメも「コンテンツ」だか
【切込隊長】そろそろ「無料」と銘打つのはやめにしないか,オンラインゲーム業界は ライター:山本一郎 切込隊長 / アルファブロガーにしてゲーマー。その正体は,コンテンツ業界で今日も暗躍(?)する投資家 切込隊長:茹で蛙たちの最後の晩餐ブログ:http://kirik.tea-nifty.com/ 三回目の寄稿となる今回だが,またしても「4Gamerでこんなこと書いてどうするんだ」という記事をお送りしたいと思う。いや,本当は「エアーマネジメント」のプレイレポートでも書こうと思っていたのだが,いい加減誰かが言わなければというか,みんな気付いているんだし,そろそろ取り組もうぜというか。今回もまた,そんなオンラインゲーム業界についての与太話を書いてみる。 そのゲーム,無料につき さて,オンラインゲーム業界を見渡してみると,バナーに「登録無料!」とか「いますぐ無料プレイ」とか「永遠無料」とか「無料宣
MMORPGの話。おもしろかった。 4Gamer.net ― あの“ゲームの神様”遠藤雅伸氏がMMORPGに言いたい放題。「ドルアーガの塔」からケータイゲームまで,存分にどうぞ(ドルアーガの塔〜the Recovery of BABYLIM〜) 遠藤氏の歯痒さを、いつか解消したいですね。 - あなたわ しにました MMORPGに関する話:島国大和のド畜生 ってことで、この遠藤さんってのが有名人だとはまったく知らなかったけども、単なる(元)ユーザーの感想としてちょっとだけ書いてみよう。 (走ること) 遠藤氏: ゲームじゃなくて,走るものなのかよ,と。走ってばかりなんですよね。MMORPGを作っている人は,そういうところを考えられないのかなと思いましたね。 (4Gamer.net ― あの“ゲームの神様”遠藤雅伸氏がMMORPGに言いたい放題。「ドルアーガの塔」からケータイゲームまで,存分にど
「ファイナルファンタジー XIV」プロデューサー田中弘道氏インタビュー “成長”をキーワードに、レベル制からの脱却を計った新世代のMMORPG この記事読んだ時から、書こう書こうと思っていて、結局、今頃になってやっと書き始めたわけなんですが、今日はFF11のお話です。といっても、僕は現役のFF11プレーヤーではなく、随分前に引退して、それ以来、WoWを小休止を挟みつつ、続けてきたネトゲプレーヤーなんですけども。 僕は、UO→EQ→FF11→WoWと渡り歩いてきたMMOゲーマーで、一番長く続けているのはWoWになる。WoWをこれほど長く続けているのは、非常に完成度が高い為で、全世界で1000万アカウントのモンスターMMOというのはやはり伊達じゃない。 で、今回の話は、その前にやっていたFF11の話である。FF11は、FFシリーズのナンバリングタイトルということもあり、日本ではそこそこの成功を
ゲーム | 14:59 | ここんとこ、『仮面ライダー感想日記』になってたんですが、かなり読み応えのある記事があったので感想を。それにしても、4Gamerというサイトはここ数年、ゴールデンウィーク前にかなり厚みのある記事を放り込んでくるなぁ。実際ゲーム企業つったって、24時間365日運転してるネトゲでさえも、ゴールデンウィークは営業マンや広報マンは、当然のようにめいっぱい休んでるだろうからな。業界系のニュースサイトに対して、リリースや記事的なネタの投下が減る時期だからこそ、濃い記事を直前に並べておくというのは、すごく理にかなってる。今回読んだ記事は、ゲームのプランナーやレベルデザインみたいなことをやってるヒトにとってかなり耳が痛く、歯痒い。 4Gamer: では,最初にMMORPG版を遊んだときの印象はどうでした?遠藤氏: ゲームじゃなくて,走るものなのかよ,と。走ってばかりなんですよね。
[GDC 2009#24]「World of Warcraft」で推し進められる“Directed Gameplay”というコンセプト ライター:奥谷海人 キャプラン氏は,WoWではTigoleとして知られるデザイナーだ MMORPGであろうがなかろうが,オープンワールドなゲームの開発において,ゲームデザイナーが最も注意しなければならないのは,「いかにプレイヤーを迷わせないか」である。 こう語るのは, Blizzard Entertainmentのゲームデザイナー,Jeffery Kaplan(ジェフェリー・キャプラン)氏だ。同氏は,「World of Warcraft」(以下,WoW)のプロジェクトにおいて,Rob Pardo(ロブ・パードゥ)氏(「Warcraft」シリーズの生みの親といわれている)のもとでデザイナーとなり,拡張パック第一弾の「The Burning Crusade」(
ベーシックインカムでネットゲームを変える - プログラマーの脳みその論に反論をいただいた。業界筋の方から意見を伺えるというのはとてもエキサイティングなことだ。 ゲームの一要素が機能不全に陥るのを気にしないって本当? id:godnee氏によれば ゲーム内通貨量の調整というのは、(中略)そもそも現実の通貨と同様の動きに近づけなければならない(シミュレーションとなっていなければならない)という前提に立っていません。 http://d.hatena.ne.jp/godnee/20090124/1232813979 ゲームとして楽しい要素を盛り上げることをするべきであり、通貨の流通量を気にしこそすれ、主眼には置かないのです。 まず、「ゲームはユーザを楽しませるものだ」という前提を提示しているが、これには私も大賛成である。ただし、ひとくちに「楽しませる」といっても楽しませ方の方向性というのはある。楽
ネットゲームというのはひとつの新しい架空世界であって、その世界をどのように設計するのかというのは相応に難しい。現実世界の設計には政治家が頭を悩ませるわけだけども、ネットゲームの世界の神はプログラマである。世界を作りたければ、物理学だろうが経済学だろうが生物学だろうが使えそうなものはとにかく興味を持つと良いのだと思う。 ネットゲーム内の通貨の流通量 ファイナルファンタジーXIではネットゲーム内で通貨の流通が増え、大幅なインフレを起こした。Botによる自動操縦で通貨を大量に獲得する連中が出てきたことが一因とされる。 しかし、まず根本的な話として、モンスターを倒すという「労働」によって無制限にゲーム世界に通貨が発行されるという世界を設計したことがそもそもの過ちであると言える。モンスター討伐に対してゲームシステムが通貨を発行するのであれば、それに対応して通貨を回収するシステムが必要となる。通常はゲ
大事なキャラクターが、消されてからでは遅いんです 実は筆者も、かつてはヘビーな「FFXI」ユーザーだったりしました 先日、スクウェア・エニックスのオンラインゲーム「ファイナルファンタジーXI」で、ゲームのバグを利用してアイテム複製を行っていたユーザー約550人が一斉退会処分になったというニュースがあり、あちこちのブログやニュースサイトで話題にされていた。こうした処分自体は珍しいことではないが、特に今回はバグの性質上、処分されたプレイヤーの中にゲーム内でも指折りのハイレベルユーザーが多く含まれていたことが、“祭り”にさらなる燃料を供給した形となったようだ。 その際、コメント欄などでしばしば目にとまったのが「これって裏技みたいなものじゃないの?」、「バグがある状態でリリースしたのはメーカー側なのに、利用しただけで罰せられるのはどうなの?」といったもの。このあたり、普段オンラインゲームで遊ばない
「人はなぜゲーム内アイテムにお金を払うのか」 デジタルジェネレーションが生んだ新しい経済価値について,成蹊大学の野島美保氏にあれこれ聞いてみた 編集部:TAITAI カメラマン:市原達也 野島美保氏による「人はなぜ形のないものを買うのか」は,無形のサービスについての考察/研究をまとめた学術書籍だ 「経験経済」という言葉をご存じだろうか。 原材料を生み出す第一次産業から始まった世の中の経済システムは,19世紀の産業革命を起点として,第二次産業(製造業)を中心としたシステムへと発展した。現在は,金融,運輸,小売りなどといった,サービスの提供によって対価を得る第三次産業が,世界の先進国の中心産業となっているわけだが,そうした状況のなか,最新のマーケティング研究では,さらにその先の“製品の質や便利さを超えた価値”……つまり,“顧客の経験”に焦点を当てた産業が注目されているという。 世の中に物やサー
web上で知り合った人が、1年半にわたり、リネージュ2というMMORPGでリアルマネートレードを使って生活した人が居ました。 たまたまメッセンジャーで会話してたら 『前仕事何してたの?』 『リネ2』 『は?w 詳細plz!』 うん百万という単位で稼ぎを出したものの、色々詐欺にもあい、最終的にBANされ(アカウント削除され)度重なるBANと出費が原因でRMTという夢から覚めた男の物語。 はじめに 断っておきますが、RMTは現在、各サービス提供会社が定める規約によって(提供会社によって規約が違う)、ゲームのバランスを著しく崩したりすることから『営業妨害』として訴えられる可能性がある違法性の高い行為である事を、あらかじめ認識していただきたく思います。 (現在RMTの行為自体では違法とならないが、それ以外こじつけ理由で捕まるケースは多数) また、細かい稼ぎテクや、どのRMT業者を使ったかについては
ネトゲのキャラクターは死ぬべきである(へだちの日記さん) ネトゲのキャラクターは死ぬべきである。でないと、時間をかけたプレイヤーほどレベルが上がって有利になるので、そのゲームばっかりやってる廃人の溜まり場になってしまう。たぶん、ポケモンとかダビスタみたいに「主人公ではないキャラクターを育てる」ようにして、そいつに寿命があるネトゲを作るのが一番いいと思う。 (中略) 育てたキャラクターが死んでしまっても、プレイヤーはキャラクターの育て方を学んでいくことができるので、何も残らないわけじゃない。つまり経験値がプレイヤーに残る「不思議のダンジョン方式」だ。とはいえ、本当にゲーム上に何も残らないのもちょっと悲しいので、ダビスタみたいに「殿堂入り」の馬の記録を残すとか、レースのVTRを取っておけるとか、ゲームの本筋に影響しないものを残せばいいと思う。 (後略)これってどうなの?と非業界の人に聞かれまし
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