無我の境地でひたすら書く「アクティブ瞑想」 赤羽雄二氏:まだまだ質問はあると思いますが、ひとまずお手元の資料をご覧ください。今から「A4メモ書き」をしていただきます。多くの方が私の本を読まれているのでご存知かと思われますが、「メモ書き」というのはA4用紙を横置きにし、左上にタイトル、右上に日付、4~6行、20~30字を1分で書くというもので、毎日10~20ページ書くことをお勧めしています。 本をよく読まれていても、この「1分で書く」という点をあまり気にされない方が多いようですが、重要なポイントです。1分で必死に書くことによって、余計なことを考えずに頭の中のもやもやを外に出していくことができるからです。 頭に浮かぶイメージを、一瞬のうちに描くことができるようになります。時間制限をしないと、人の頭はそのようには動きません。だらだらとああでもない、こうでもないと無駄なことを考え始めます。 『ゼロ