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2013年12月29日のブックマーク (5件)

  • 統帥権はなぜ独立したのか : 池田信夫 blog

    2013年12月29日00:23 カテゴリ法/政治 統帥権はなぜ独立したのか 靖国参拝に対する反応は、最初から立場が決まっている人が多い。「私はリベラルだから反対だ」という人がいる一方、「私は保守派だから賛成しなければならない」と思い込んでいる人も多い。そういう人は「国の誇り」とやらを振り回す前に、書を読んでほしい。 保守派の論客だった山七平は日軍の狂気を詳細に分析し、その根底に明治憲法の致命的な欠陥があることをきびしく批判した。書の308~10ページから引用しておこう(一部略)。なぜこの民権派・人権派が統帥権の独立──いわば兵権と政権を分離し、政府に兵権をもたせず、これを天皇の直轄とせよ──と主張したのか。言うまでもなくそれを主張した前提は、明治の新政府が、軍事政権とはいえないまでも、軍事力で反対勢力を圧服して全国を統一した新政府、いわば軍事的政権であったという事実に基づく。 こ

    統帥権はなぜ独立したのか : 池田信夫 blog
  • 「明治レジーム」の虚妄 : 池田信夫 blog

    2013年12月28日16:41 カテゴリ法/政治 「明治レジーム」の虚妄 アゴラに靖国参拝に対するきつい意見が並んだので、ついでに私もひとこと。今回の事件が日米同盟に亀裂をもたらすことは、安倍首相も覚悟の上だろう。中国韓国の反応も織り込みずみと思われる。わからないのは、なぜそこまで大きなリスクをおかして参拝する必要があったのかということだ。 比較的中立な日経の報道からみても、遺族会の票がほしいとか、自民党内の右派を味方につけるとかいう打算でやったようには見えない。それどころか「参拝できなかった心のわだかまりが再登板のきっかけになった」という関係者の話が当だとすれば、これが政権についた目的だったわけで、日米同盟もアジア外交も眼中にないのは当然だ。 私は安倍首相と同じ世代だが、靖国神社には何の感情もない。安倍氏に特別な感情があるとすれば、それは祖父を戦犯として裁いた「東京裁判史観」への批

    「明治レジーム」の虚妄 : 池田信夫 blog
  • 英霊というオブジェクト : 池田信夫 blog

    2013年12月27日23:01 カテゴリ 英霊というオブジェクト 安倍首相の「日のために尊い命を犠牲にされたご英霊に対し、尊崇の念を表し、み霊やすらかなれと手を合わせた」という談話を聞いて、なぜか書を連想したのでメモ。 ここで「英霊」と呼ばれているものが実在するのかと質問するのは野暮だが、それはまったく根拠のないフィクションでもないだろう。少なくとも一部の人には、強い実在性をもつ「対象」だと思われる。書のテーマは、こうしたオブジェクトをオッカムからドゥルーズに至る哲学者がどう考えてきたのかという問題だ。 オッカムは一般に「唯名論」と理解されているが、それは普遍の存在を認めないということではない。普遍は個物に先立つ質ではなく、fictumだというのが彼の議論である。これは「虚偽」ではなく「知性によって構成されたもの」という意味だ。 このように普遍を記号と考え、それを支える絶対者を

    英霊というオブジェクト : 池田信夫 blog
  • Facebookはなぜ衰退したのか?そしてこれからのSNSとは?

    by Ondřej Vokoun 今やSNSの中心となったFacebookですが、欧米では10代のFacebookユーザーが離れ、メッセンジャーアプリに移行している兆候が見られるという報道がされ、2013年の第3四半期にはアメリカにおける10代のアクティブ・ユーザーが第1四半期に比べ16%減少、オランダでは52%減少したと言われています。元Google社員で、とある会社のCEOを勤めるChrys Baderさんは「なぜFacebookは衰退したのか?そしてこれからどうなっていくのか?」をブログで記述しています。 The end of the Facebook era http://takeaswig.com/the-end-of-the-facebook-era ◆すべてのムーブメントは衰退する by Glenn Halog 全てのムーブメントは大きく分けて(1)出現(2)合着(3)官僚化

    Facebookはなぜ衰退したのか?そしてこれからのSNSとは?
  • 靖国神社に「政教分離」はありえない : 池田信夫 blog

    2013年12月27日12:38 カテゴリ法/政治 靖国神社に「政教分離」はありえない 安倍首相の靖国参拝を批判する人は口をそろえて「憲法の政教分離の原則に反する」というが、靖国神社は来の意味での宗教施設ではない。きのうの記事でも書いたように、国家神道は天皇制を神聖化するために明治政府の偽造した政治的イデオロギーで、およそ宗教といえるようなものではないので、安倍氏は特定の宗教を支持したわけではない。 宗教は国家権力を支える精神的権威だから、ユダヤ教でもイスラム教でも宗教的な律法が国家の法律であり、中国でも儒教が皇帝の正統性を支える国教だった。特に中世ヨーロッパでは、皇帝の権力は精神的権威に依存していたので、教皇との長い叙任権闘争の後、国家が教会を支配下に置くようになった。 しかし近代の市民革命のほとんどは(アメリカ独立革命を除いて)カトリック教会への反逆に始まった。彼らは国家と教会の癒着

    靖国神社に「政教分離」はありえない : 池田信夫 blog