この画像を大きなサイズで見る 晶氷(しょうひょう)とは、本来、海面の表層で形成される細かい針状、板状の氷のことを示す言葉。 通常海水は、普通の水よりも結氷温度が低いために、なかなか凍らないのだが、一旦その結氷温度よりも下がると一気に凍りつき、上部の海水中に数mmの針状または板状の氷片を生じるのだそうだ。 映像は、クリークを流れる川の水が一瞬にして凍っていくところが映し出されている。解説者が「frazil ice(晶氷)」と言っていることから、映像内の「晶氷」を意味するところは、一瞬にして凍りつく水全体を指し示しているのかもしれないね。それにしても、流れの急な水はかなり低い温度でも凍らないといわれているが、一旦結氷温度を越えてしまうと、まるで何かをされたかのように、ピキピキ凍りついてしまう様は見ていて圧巻なんだ。