「クレカで乗車」は日本で普及するか? 交通系ICとのすみ分けは? 実験進める鉄道事業者の狙い(1/4 ページ) 5月31日、福岡市地下鉄でVisaのタッチ決済による改札通過の実証実験プロジェクトがスタートした。Visaの非接触決済に対応したクレジットカードまたはデビットカードを改札の読み取り機にかざして入場し、目的地の駅で再び改札の読み取り機に同じカードをかざして出場すれば、区間の差分運賃が後ほど請求されるという仕組みだ。 公共交通機関の改札にクレジットカードの非接触リーダーを設置して出入場を管理する仕組みは、2021年4月3日に大阪南部地区を拠点とする南海電鉄で開始されているが、今回の福岡市地下鉄では従来の交通系ICリーダーを搭載した改札にクレジットカードの読み取り機を組み込んで一体化した点が特徴となっている。 22年7月には福岡の天神駅で福岡市地下鉄と連絡する西日本鉄道でも同様の仕組み
JR東日本は1月19日、交通系ICカードを駅の入場券として使えるサービス「タッチでエキナカ」を3月13日に始めると発表した。顧客がSuicaなどを使って同じ駅の改札を出入りすると、入場料を残高から自動で引き落とす。送迎や通り抜けをしやすくし、駅ナカ施設の利用を増やす。 実施エリアは首都圏、新潟県内、仙台市内のうち、Suicaでの乗降に対応している駅。対象のICカードはSuicaに加え「PASMO」「Kitaca」「TOICA」など計10種類。「モバイルPASMO」や「モバイルSuica」、Apple Pay向けSuicaも含める。仙台エリアでは「icsca」も対象になる。 改札内の滞在は2時間まで認める。入場料は150円で、東京駅など一部の駅では140円。私鉄への乗り換え改札口や簡易改札機、新幹線の改札機では、サービス開始後も従来の入場券が必要な場合がある。 関連記事 Suicaが駅の入場
JR東日本などJR各社と名古屋鉄道など大手私鉄、PASMO協議会など計11事業者・団体は12月18日、それぞれが発行する10種類の交通系ICカードの相互利用の開始日を、来年3月23日に決定したと発表した。共通のシンボルマークも作成。駅などで掲出し、相互利用を案内する。 10種類は、JR各社が発行する「Kitaca」「Suica」「TOICA」「ICOCA」「SUGOCA」、首都圏の私鉄などで利用できる「PASMO」、関西の私鉄などで利用できる「PiTaPa」、名古屋市交通局と名古屋鉄道の「manaca」、福岡市交通局の「はやかけん」、西日本鉄道の「nimoca」。 すべてのエリアの乗車で各ICカードが使えるようになるほか、PiTaPa除く9種類のカードは、各交通系カード加盟店で電子マネーによるショッピングが可能になる。
こんにちは。 お忙しいところ大変申し訳ないのですが、本日は、「SUICAやICOCAで3000円ずつチャージする人がいる」という、深刻な社会問題におつきあいいただきたいと考えておりますので、読みたくないかもしれないですが、ガマンして読んでいただければ幸甚です。 人とお出かけをすると、結構な確率で「あ、チャージしてくるからちょっと待ってて……」という人と出会います。会うたびにチャージするような人もいて、最初は「チョビッとずつチャージするところが可愛いなー、きっとパンを食べるときも小さくちぎって食べたりするんだろうなーチューしたいなー」などと思うものですが、あんまりにも毎回だと、「この人はチャージが趣味なのか?ぼくと話すよりチャージすることの方が楽しいのか?」という疑念が頭をもたげはじめ、チャージ以下である自分の話術にがっくりと肩を落とし、さらに「や、面白いとか面白くないとか、そういうのは客観
PASMOのサービス開始から2週間以上が経過し、磁気式定期券からPASMOへ切り替えた方も多いことと思う。タレコみ子もようやくPASMOに移行したのだが、そこで困ったのがSuicaとの共存策。 通常ならどちらか1枚持っていれば済むのだが、Suica/PASMOは3線以上にまたがる連絡定期券にできないとのことなので、両方持つことにした。 しかし2枚を同じ財布に入れていると読み取りエラーが生じてしまう。 これまでは1つの財布に定期券、クレジットカード、ポイントカード等をすべて詰め込んでいたのだが、仕方なくパスケースを併用している次第だ。またこの前は、間違って地下鉄の改札にSuicaで入ってしまい、余計な運賃を払うというトラブルも経験した(出口で事情を説明すれば対応してもらえたかもしれないが)。 そこで、/.JのSuica/PASMO あるいはICOCA/PiTaPa併用者のみなさんにお聞きした
PASMOのキャラクターは「ロボット」。普段はおなかのポケットにしまっているPASMOを使って移動するが、急いでいるときは自らバスや電車に変身して移動する、という設定。名前は「特にない」とのこと またSuicaと同じく、電子マネーとしても利用できる。ユーザーはSuicaとPASMOのどちらかを持っていれば、いずれの加盟店でも同じように支払いが行える。サービススタート時、PASMOが利用できる加盟店は約700店、自動販売機は約600機だが、すでに1万1000店以上あるSuica加盟店でも利用できるメリットは大きい。首都圏に住む・通勤する人のほとんどにとって、大きく利便性が向上することになる。 PASMOのサービス開始にともない、JR東日本でもSuicaのサービス内容を一部変更している。この変更の影響もあって、「相互利用できる」と一言で言っても、細かい運用になると不明な点が多いのが現状だ。PA
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