天文機材技師の☆男(hoshiotoko)こと、笠原隆樹です。 私の天体撮影はO-GPS1+アストロトレーサー機能で大きく変化しました。 ひと昔前は、美しい天体写真を撮影するには星の動きに合わせてカメラを追尾させる必要があり、赤道儀などの重機材を使用するのが一般的でした。 しかし、2011年に発売されたGPSユニット O-GPS1とPENTAXデジタル一眼レフカメラの組み合わせにより、簡易的な天体追尾撮影が可能な “アストロトレーサー” が実現。 私もO-GPS1が発売されるとすぐに購入し、当時の手持ちカメラであるK-5とK-rの2機種を持って梅雨時の富士山や奥秩父、新潟県湯沢町と晴れ間を求めて飛び回ったものです。 今回は天体撮影の専門家やマニア向けではなく、「星空の写真を撮ってみたい」と考えている一般の方向けに、これらの機能やアクセサリーについて私なりの見解と、なぜ天体撮影にPENTAX