Lenovo Ideaシリーズ大研究 第41回
必要十分の大画面スタンダードノートPC
Lenovo G560 (1)──シンプルなお手頃価格スタンダードノート
2010年12月23日 11時30分更新
シンプルなお手頃価格スタンダードノート
レノボのノートPCには3つのブランドがある。長年の歴史を持ち、現在もビジネスパーソンを中心に愛される「ThinkPad」シリーズと、モバイルユーザーも取り込みカラーバリエーションを持たせるなど外観にも特徴を持たせている「IdeaPad」シリーズが有名だが、のこる1つは「エッセンシャル」と区分される「Lenovo G」シリーズだ。
エッセンシャルというだけに、必要な機能のみをしっかりと選び、詰め込んだ構成だ。ラインアップは4モデルだ。14.0インチの液晶を搭載した「Lenove G465」の他に、15.6インチ液晶を搭載したモデルが3種用意されている。CeleronやCore 2 Duoなどインテルの廉価なスタンダードPC向けCPUを採用する「Lenobo G550」、AMDのAthlon II X2を採用した「Lenovo G565」、インテルCore iシリーズを採用する「Lenovo G560」だ。
発売時期:2010年10月
必要十分の大画面スタンダードノートPC
今回試用したのは、シリーズ最上位モデルとなる「Lenovo G560」(06798NJ)だ。CPUの選択とOfficeアプリケーション搭載の有無で5モデルが用意されているが、CPUにインテル Core i5-460Mプロセッサーを搭載している最上位モデルを試用した。ビジネスユースでもホームユースでも、特別にPCを酷使するような用途でなければ十分に対応しきれるCPUだ。
メモリは2GB搭載されており、最大で8GBまで拡張できる。OSはWindows 7 Home Premium 64ビット版を標準採用しているから、最大容量まで拡張したメモリもムダなく認識される。HDDは500GBと必要十分。光学ドライブはDVDスーパーマルチドライブを搭載しているから、映像鑑賞などもしやすい。
FINAL FANTASY XI for Windowsオフィシャルベンチマークソフト3を高パフォーマンスモードで実施した場合、Highだと2345、Lowだと3617という結果が出た。
Windowsエクスペリエンスインデックスの結果は3.9。グラフィックス機能がCPU内蔵のモバイルインテルHDグラフィックスであるため、Windows Aeroのデスクトップパフォーマンスを計るグラフィックスの項目で成績が悪かった。一方でゲーム用グラフィックスの評価は4.8と、それほど悪くもない。ビジネスユースやホームユースでの一般的な利用方法で特に困ることはなさそうだ。
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