事件が起きたりその犯人が捕まった時は、世の中は「なぜそんな事件を起こしたのだろう」と考える。
しかしその動機が明かされるのは公判でのことであり、裁判が始まる頃には人々の記憶は風化しはじめ、終わる頃には完全に忘れられる。
人々がその段階で最も知りたいことを知ることは出来ず、知ることが出来るようになった時には人々はその事件を忘れているのだ。
こんなことは今までたくさんあった。
例えば1995年の地下鉄サリン事件とかね。
当時は、「なぜこんなことをしたのか」と事件の動機を求める人々が多かったが、次第にその考えは風化していった。
松本サリン事件や地下鉄サリン事件の動機は既に解明されている。
一言で言えば「オウム真理教が新世界の神になるため」なんだけど、それが明らかになった時は世間は完全に忘れていたというのがもどかしい。
報道しなければそもそも無い程度の興味だしそれでよくね ほとんどの殺人事件って詳細を報道する意味自体がない 意味あるのは「通り魔が出て逃亡中」とか「サリン散布されて処理中」...