【Sayaの星占い】エネルギーが入れ替わる2025年に大切なことは?星の動きと意味を解説(5)
なんとなく過ぎていた日々が星を知ると変わりはじめます。あの人がこんなことを言うのは、金星が「逆行」しているから。連絡ミスが多発するのは水星「逆行」のせい。こんなにも気持ちが盛り上がるのは満月だからと言うように。星という眼鏡をもつことで、小さなささやきや予兆にも気づき始め、「今、ここ」に集中できるように。星の動きが激しいと言われる2025年、星の動きから読み解くと…どんな年になる? アストロロジー・ライターSayaさんが6記事にわけて解説します。
疲れた身体をひきずって無理に進むより、いったん休めば、自然と動けるように
海王星と土星は、「うお座→おひつじ座→うお座」、天王星は、「おうし座→ふたご座→おうし座」と、3つの天体がふたつの星座を行きつ戻りつすることから、エネルギーが何度も大きく切り替わる2025年。こういう年は、地上のわたしたちの人生もスーッとうまくいくことは考えづらい。いい調子で行くかなと思うと落ち込むということが人の心でも、仕事やお金の流れでも起こりやすくなるはず。たとえるなら、舗装されていないガタガタの道を行くような感じですね。
こうした1年を乗り切るために、まず大切なのは、「レジリエンス」のマインド。〝しなやかさと回復力〟とでも言うべき力です。なにせ舗装されていないわけですから、全速力で走っていると、脱輪するかもしれないし、カーブを曲がり切れないかもしれません。でも、そもそもペースダウンしていれば、ちょっと転んでも大怪我にはならないはず。他者と自分を比べることなく、休み休み行くほうがよい年です。
わたしはホロスコープ・リーディングの個人セッションもしているのですが、2023年から2024年にかけては、おいでになる方のうち多くが思い残しの感情を抱えて、苦しんでいました。それは長年、心の奥のほうに眠っていたもので、悔しさであったり、悲しみであったり、不安や恐怖であったり……。また2008年からのやぎ座の冥王星のマインドから、逃れられない方も大勢いました。とくに、2024年の秋には、グランドクロスという十字架の星まわりをもった方たちが、「ねばならぬ」のマインドで何人もいらっしゃいました。to doリストを詰め込んで、感情の痛みを見ることなく、無我夢中で駆け抜けていらして、でも、心は悲鳴を上げている感じなのです。本当は、潜在意識下に押し込めた、そうした感情を解放し、重荷を下すことでこそ、2025年からの時代を、わたしらしく進んでいくことができるでしょう。疲れた身体をひきずって無理に進むより、いったん休めば、自然と動き出せるはず。
▶解説の続きを読みたい方はこちら。
冥王星みずがめ座に突入…2025年はどんな年?星の動きと意味を解説(1)
土星、海王星がおひつじ座へ…2025年に起きる星の動きと意味を解説(2)
木星がかに座に…2025年に起きる星の動きと意味を解説(3)
天王星がふたご座へ…変革の2025年をどう生きる?星の動きと意味を解説(4)
風の時代が加速!変革の年2025をどう生きる?星の動きと意味を解説(6)
占い・文/Saya
東京生まれ。1994年、早稲田大学卒業後、編集プロダクションや出版社勤務を経て、30代初めに独立。2008年、20代で出会った占星術を活かし、『エル・デジタル』で星占いの連載をスタート。現在は、京都を拠点に執筆と畑、お茶ときものの日々。セラピューティックエナジーキネシオロジー、蘭のフラワーエッセンスのプラクティショナーとしても活動中。著書に『わたしの風に乗る目覚めのレッスン〜風の時代のレジリエンス』(説話社)他。
ホームページ sayanote.com
Instagram @sayastrology
2月11日(祝・火)には神奈川・鶴巻温泉で、麻衣子さんと1dayリトリートを予定しています。詳しくは、大槻ホリスティックHP(https://www.otsuki-holistic.com/event-details/shuppankinen-ichidayritorito-watashinokazeninorumezamenoressun)をご覧ください。
AUTHOR
Saya
アストロロジー・ライター。東京出身、京都在住。早稲田大学卒業後、ライフスタイルの編集者を経て、アストロロジー・ライターに。「エル・デジタル」、「LEEweb」の星占いも好評。現在は、京都で夫と二人で暮らし、星を読み、畑を耕す傍ら、茶道のお稽古と着物遊びにいそしむ日々。新刊、『占星術ブックガイド〜星の道の歩き方、アストロロジャーとの対話集〜』(5500円/説話社)が好評発売中。
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