【Sayaの星占い】天王星がふたご座へ…変革の2025年をどう生きる?星の動きと意味を解説(4)
なんとなく過ぎていた日々が星を知ると変わりはじめます。あの人がこんなことを言うのは、金星が「逆行」しているから。連絡ミスが多発するのは水星「逆行」のせい。こんなにも気持ちが盛り上がるのは満月だからと言うように。星という眼鏡をもつことで、小さなささやきや予兆にも気づき始め、「今、ここ」に集中できるように。星の動きが激しいと言われる2025年、星の動きから読み解くと…どんな年になる? アストロロジー・ライターSayaさんが6記事にわけて解説します。
2025年7月に天王星がふたご座へ 意識的に情報を取ることがますます必要に
天王星は、「自立や変革の星」と言うように書くことが多いのですが、2018年から、一時期を除いて、おうし座に滞在しています。天王星が入った星座では〝変革〟が起こっていきます。おうし座は、「アバンダンス(豊かさ)」の星座ですが、わたしたちは、自分が何もしないでも与えられているときに「豊かさ」を感じることが多いものです。でも、天王星が入ってからは、「豊かさ」というのは与えられるものではなく、自分で意識的に獲得していくものになっています。
2025年7月7日に、天王星がおうし座を去りますが、次に入るのはふたご座です。ふたご座は、「コミュニケーション」の星座です。身近な人とのコミュニケーションはもちろん、メディアや教育などでも初歩的な知識の伝達があるものはすべて象徴するので、これらのジャンルにおいて、〝変革〟が起こっていくことになります。新聞や雑誌などの紙媒体が中心の時代は、情報は、書店に行って、偶然のめぐり合わせのように入ってくることも多いものでした。でも、天王星がふたご座に入ると、ますますデジタルメディアが中心になるので、情報は、意識的に取りに行くものになっていくでしょう。そのため、情報格差も生まれてくると思います。またテレビなどのマスメディアに満足できない人たちも増えるので、独立系のメディアも増えそうです。
ただ、11月8日にはいったん、おうし座に戻ります。そのため、2025年のふたご座天王星の動きが目立つのは、7月7日から11月8日という夏から秋にかけてのこと。夏にすごく盛り上がったものが、年末が近づくにつれ、収束していくこともあり得ます。とは言え、2026年にはまた天王星はふたご座に入るわけですから、コミュニケーションの変化は、もう止まるものではないでしょう。大切なのは、紙媒体やデジタルメディアに関わらず、自分にとって、本当に必要な情報を、自分で探し、選び、獲得していくという姿勢です。
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占い・文/Saya
東京生まれ。1994年、早稲田大学卒業後、編集プロダクションや出版社勤務を経て、30代初めに独立。2008年、20代で出会った占星術を活かし、『エル・デジタル』で星占いの連載をスタート。現在は、京都を拠点に執筆と畑、お茶ときものの日々。セラピューティックエナジーキネシオロジー、蘭のフラワーエッセンスのプラクティショナーとしても活動中。著書に『わたしの風に乗る目覚めのレッスン〜風の時代のレジリエンス』(説話社)他。
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2月11日(祝・火)には神奈川・鶴巻温泉で、麻衣子さんと1dayリトリートを予定しています。詳しくは、大槻ホリスティックHP(https://www.otsuki-holistic.com/event-details/shuppankinen-ichidayritorito-watashinokazeninorumezamenoressun)をご覧ください。
AUTHOR
Saya
アストロロジー・ライター。東京出身、京都在住。早稲田大学卒業後、ライフスタイルの編集者を経て、アストロロジー・ライターに。「エル・デジタル」、「LEEweb」の星占いも好評。現在は、京都で夫と二人で暮らし、星を読み、畑を耕す傍ら、茶道のお稽古と着物遊びにいそしむ日々。新刊、『占星術ブックガイド〜星の道の歩き方、アストロロジャーとの対話集〜』(5500円/説話社)が好評発売中。
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