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JR川越線の単線区間で上りと下りの電車が数百mまで接近、正面衝突防ぐ停止信号作動

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 2日午後9時50分頃、埼玉県川越市とさいたま市を通るJR川越線南古谷― 指扇さしおうぎ 駅間の単線区間で、上り下りの双方から2本の電車が数百メートルの距離まで接近するトラブルがあった。

南古谷駅のホームに止まった状態の電車と、乗客に対応する駅員(3日午前0時45分頃、埼玉県川越市で)=立原朱音撮影
南古谷駅のホームに止まった状態の電車と、乗客に対応する駅員(3日午前0時45分頃、埼玉県川越市で)=立原朱音撮影

 JR東日本大宮支社によると、単線上で正面衝突を防ぐ停止信号が作動し、双方の運転士が停止させた。それぞれの電車には乗客が約100人ずついたが、けが人はないという。

 JRは復旧策として、上り電車を南古谷駅構内まで戻した後、下り電車を同駅まで誘導した。信号が正常に動くのを確認した上で3日午前1時頃に運転を再開した。上下線11本が運休するなどして約5500人に影響が出た。復旧に向けた作業を車両に乗客を乗せたまま行ったため、SNSに「ずっと止まったままだ」などと乗客からとみられる投稿が相次いだ。

 このトラブルが起きたのは、川越線が強風の影響で2日午後8時40分頃まで約3時間、上下線で運転を見合わせ、再開した後だった。同支社によると、こうしたトラブルは「めったに起きない」といい、JRは双方の電車が接近した原因を調べている。

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