インフル流行は早くも終息、コロナ対策徹底の効果か
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厚生労働省は、今季のインフルエンザの流行が終息したとして、週に1度行ってきた患者の発生状況の公表を、10日で終了した。例年より1~2か月早く、同省は「新型コロナウイルスへの対応で多くの人が感染防止対策を徹底した効果ではないか」としている。
発表によると、3月30日~4月5日に、全国約5000か所の定点医療機関から報告された患者数は、1医療機関あたり0・15人。流行の目安となる1人を3週連続で下回り、今季の流行は終息したと判断した。
今季の流行のピークは昨年12月23~29日で、1医療機関あたりの患者数は23・24人と、前季ピーク時(57・09人)を大きく下回った。入院患者は計1万2955人で、前季(計2万607人)の63%程度だった。