広島県知事、トランプ氏に広島訪問を要請「中露を説得し核の惨禍から人類救えるのは貴殿をおいて他にない」
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日本時間21日に米大統領に就任したドナルド・トランプ氏に対して、広島県の湯崎英彦知事は、被爆80年の今年中に広島を訪問することを求める英訳の要請書を出した。20日付。在日米国大使館に送った。
湯崎知事は要請書で「ロシアや中国など他の核兵器国を説得し、核兵器を世界から取り除くことにより、核の惨禍から人類を救う力を発揮できるのは、貴殿をおいて他にない」と、核兵器廃絶への道筋をつくることをトランプ氏に求めた。
続けて「広島での滞在を通じて、被爆者と対話し、平和記念資料館や平和記念公園を訪問し、被爆地・広島の平和への願いに深く共感していただきたい」と記した。