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70年ぶりに開いた6門の「クレストゲート」、ダム愛好家「土砂が流れ落ちる様子」に興奮

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 岩手県花巻市の田瀬ダムで11月30日、ダム堤体最頂部にある「クレストゲート」からの点検放流が行われた。ダム完成直後に行って以来、約70年ぶり。6門のゲートから毎秒19トンの水が約80メートルの落差で滝のように流れ落ちると、迫力満点の放流ショーに、訪れた人たちは夢中でカメラを向けていた。

 クレストゲートは、緊急放流時に使用する。国土交通省田瀬ダム管理支所によると、これまでは放流を行わず点検してきたが、ダム完成70周年に合わせて企画した。

約70年ぶりに行われた、田瀬ダムのクレストゲートからの放流(11月30日、岩手県花巻市で)=藤吉恭子撮影
約70年ぶりに行われた、田瀬ダムのクレストゲートからの放流(11月30日、岩手県花巻市で)=藤吉恭子撮影

 この日は珍しい光景を見ようと、首都圏や大阪などから足を運んだダム愛好家も。ユーチューブの「ダム旅ちゃんねる」でダムの魅力を発信している仙台市の君島直樹さん(25)は「ゲートが開き、最初に水とともにたまっていた土砂が流れ落ちる様子に、70年の時間を感じた」と興奮ぎみに語った。

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