高知・南国市に爆破予告メール、17時間以上気づかず最も早い予告時間過ぎる…今後は「定期的に確認」
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高知県南国市は17日、市の問い合わせ用メールアドレスに市役所や小中学校を爆破するとの予告メールが届いていたにもかかわらず、17時間以上気づかず、最も早い予告時間を過ぎてからメールを確認したと発表した。県警によると午後6時時点で被害は確認されておらず、市危機管理課は再発防止策について「定期的に確認するようにする」としている。
発表によると16日午後3時5分頃、市のホームページ上にある問い合わせ窓口に1通のメールが届き、「南国市役所と南国市にある小中学校の複数箇所に爆弾を仕掛けた」「これは脅しではなく本当に爆破する」などと書かれていた。予告時間は17日午前4時33分~午後8時10分としていた。
しかし、窓口に寄せられるメールは原則、朝に1回確認しており、市の担当課職員がメールを確認したのは17日の午前8時35分頃だった。
爆破の予告を受けて市は、爆発物がないか点検。また市内の保育園や小中学校に情報共有を行い、南国署に通報した。