AI分野の世界の100人、日本からは「サイバーパンク桃太郎」の作者
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【ニューヨーク=小林泰裕】米誌タイムは7日、世界の人工知能(AI)分野で最も影響力のある100人を発表した。「チャットGPT」を開発した米オープンAIのサム・アルトマン最高経営責任者(CEO)や、起業家のイーロン・マスク氏らが選出された。
タイム誌は毎年恒例の「パーソン・オブ・ザ・イヤー(今年の人)」で知られる。AIが急速に発展する中、AI開発の最前線にいる人物らを選出したとしている。AI研究の第一人者であるジェフリー・ヒントン氏や、グーグル元CEOのエリック・シュミット氏らも名を連ねた。
日本からは、漫画原作者のルートポート氏が選出された。ルートポート氏は画像生成AIで作成した漫画「サイバーパンク桃太郎」で知られる。タイム誌のインタビューでは、AIをアシスタントとして活用することで、漫画家の労働環境を劇的に改善できると指摘している。