先日、豚バラのブロックが安売りしてたので購入しました。
久しぶりに燻製でもしようかな〜と。
美味しいんですよね、燻製料理。煙で燻しただけなのに、なぜあんなに美味しいのか?元々は保存食を作る手段だったのにね、今じゃアウトドアファンにとって趣味の1つとなっております。
さてさて、今回は超簡単、塩豚燻製の作り方について解説します。燻製ベーコンではなく塩豚です。
本来、燻製ベーコンの作成では、
- 豚肉を塩で漬け込む
- ソミュール液に一週間漬け込む
- しっかり乾燥させる
- ようやく燻製開始
このように燻製ベーコンの場合、本来の手順だと一週間以上待たないと食べれない!!!
だけど僕の簡単手抜き塩豚燻製なら仕込んで翌日に食べれます。
手間とお金のかかる燻製ベーコンより塩豚のほうが楽なのです。塩豚こそジャスティス!
超簡単!自宅で作る塩豚燻製レシピ
なにはともあれ豚バラのブロックを用意しましょう。燻製機に入る大きさにしたいので、そこまで大きなものは買いません。
購入した豚肉にはフォークで穴を開けておきましょう。こーいうのがあると楽そうです↓
事前準備
- 豚バラ肉
- 燻製機(snowpeakのコンパクトスモーカー)
- 燻製チップ(桜や林檎)
- 塩(大量)
- 豚肉を入れる袋(ジップロックとか)
塩はけっこう使うので安いものを買っておきましょう。
自宅のキッチンで作る場合は換気扇最強で。
ジップロックは高いので僕は安い袋を使用してます。
塩を刷り込み1日冷蔵
あらかじめ穴をたくさん開けておいた豚バラに塩を刷り込みます。
これでもかと塩をつけて袋に入れましょう。そのまま冷蔵庫で1晩寝かせます。
こんな感じで放置。
雑菌を減らしたいので空気はなるべく抜きましょう。でもまぁ、そこまで神経質にならなくてもOKですw
1日経てば豚肉の水分が大量に出てきます。
塩抜き6時間〜12時間
豚肉がすっぽり入るボウルを用意して、流水で塩抜きします。水をチョロチョロ出しながら放置しましょう。
時間についてはだいぶ大雑把です。経験上6時間だと塩気のある豚肉になります。つまみ的には良いのですが、個人的には10時間くらい塩抜きした方が好きです。
塩気を確認したい場合は、ちょっとだけ切って焼いてみましょう。塩風味がどの程度かわかります。
乾燥は手抜きで
豚肉をキッチンペーパーで包み、表面の水を吸い取りましょう。その後、本来は裸で冷蔵庫におき1晩寝かせたいところですが、せっかちな僕は待てません。
扇風機で乾燥させるのも良いですが、僕はフライパンの上に豚肉をおき強制的に乾燥させます。
フライパンはテフロン禁止、鋼鉄のフライパンを使用しましょう。
テフロンの空だきは寿命を早めるのでNG。
しばらくフライパンの熱で豚肉を乾燥させます。時間は適当で良いです。ガス代がもったいないのでほどほどに済ませましょう。
燻製開始!コンパクトスモーカー最強
僕の愛用してる燻製機がsnowpeakのコンパクトスモーカーです。
こいつはいいですぞ、ここにたどり着くまで何回銭失いしたことか。
せっかくなのでチーズと一緒に燻製します。
豚肉から油がけっこう落ちるので下段に設置、チーズは上段に設置。
燻製チップを底にひき、弱火で燻します。燻製中はなるべく蓋を開けないよう気をつけましょう、部屋が燻製臭くなって家族に叱られます。
塩豚燻製の完成
はい、時間にして2時間。
スモーカー自体に熱がこもるので火がしっかり通ってました。
カメラがぶれてしまった。。。
油がけっこう落ちてることがわかります。
できあがった塩豚燻製がこちら。
うむ!
噛むと溢れる肉汁!
油部分はトロトロ!
塩抜きの時間が短かったので少し塩風味が強い。(4時間しか塩抜きできなかった)
塩風味が強い場合は他具材と一緒に炒めましょう。他の具材と調理すると良い感じになります。スープにするも良し、野菜炒めにするも良し!
燻製した肉は冷蔵庫で一晩寝かすとさらに風味が増します。なので半分は翌日の楽しみにとっておきましょう。
塩豚燻製を作った感想
できたてを食べたのですが豚肉がものすごく柔らかくジューシーで最高に美味い!おそらく弱火で温め続けたことが低温調理に近い状態だったのかと思います。
じっくり低温で温め続ける、肉は柔らかいまま火が通るのでオススメです。(燻製調理では温燻と呼びます)
今回紹介したレシピなら、
- 初日に塩漬け
- 二日目に塩抜き・乾燥・燻製
これですぐ食べることができます。超簡単なので是非試してみてね。
燻製機はアパートでも使える(使えた)snowpeakのこいつを強くお勧めします。