ナイフといえば男のロマン。
そんな言葉にめっぽう弱い私です。
ナイフにぜんぜん詳しくない僕ですが、モーラナイフという言葉だけは知ってます。それほど人気のあるナイフなのです。
職人たちの手で伝統的に受け継がれてきた鋭い刃と握り易いグリップとを量産して組み合わせることで質の高いナイフを生み出すことに成功。赤い樺材で作られた印象的なグリップのナイフは現在でもナイフと言えばスウェーデンの多くの人がこのクラッシックモーラナイフを想いうかべる程、シンボル的な存在になりました
伝統あるナイフなんて素敵やん。そんなわけで買っちゃいました!憧れだったマイナイフ、所有欲が満たされるのでオススメです。
ナイフの黒錆加工の方法
- 刃部分がすっぽり入る入れ物を用意
- 高濃度の紅茶を作る
- レモン汁かお酢を20%混ぜる
- ナイフを突っ込んで数時間放置
- 水で洗い流して乾燥
黒錆化しておくことで赤サビがつかないってメリットがあります。ダッチオーブンもそうですね、黒サビ(四酸化三鉄)をつけることで赤サビから守ったりコゲつきにくくしたり。
そんなわけで黒サビは正義!ナイフを持ってる人はぜひ黒錆加工をしておきましょう。黒いナイフは闇属性が付与されてる気がしてカッコいいのだ。
液作成!ナイフサイズにペットボトル加工
ペットボトルをカットし、中に紅茶をいれてあります。
一番安い紅茶を使用、200円程度かな?全部つっこんでやりましたw
賞味期限の切れてたレモン汁を投入。
測るの面倒くさいので適当に入れました。ズボラですみません。
この状態にして4時間ほど放置。
1時間程度で黒錆がつくようですが、外出してたので途中経過を見てません。
黒錆加工、完成!
泡がぶくぶく出て禍々しい姿です。
これは期待できそうだ。。。。
鉄と反応して泡がでるんだとか、化学ってすごいね!
ちなみに黒サビは人工的に作らないと定着しないそうです。赤サビは勝手につくのにね、闇属性を付与するのも大変なこってす。
取り出したモーラナイフ。
なんだかムラになってる。。。けど僕は雑なので気にしません。紅茶の袋が触れてたのかも?取り出してすぐ触るのはご法度です。黒サビが完璧に定着してないため、剥がれる危険性があります。
なので、刃に触らず液を洗い流しましょう。
下のナイフは一緒に黒サビ加工したオピネルのナイフです。
自然乾燥するには時間がかかるのでドライヤーで熱しました。もちろんドライヤーの風圧でサビが剥がれることはありませぬ。
すごく、真っ黒ですw
購入時と比較すると顕著に色の違いがわかりますね。
か、かっちょいいー!!
男のロマン、モーラナイフ、そして黒サビへ。。。
いいじゃないですか、赤錆から刀身を守ることにもなるので黒サビ加工は是非やっておきましょう。手順はすごく簡単、ほぼ放置なのでオススメです。
モーラナイフを黒サビ加工した感想
黒色の刀身だなんて、中二病じゃなくてもワクワクしますね。
黒サビ加工は値段もかからず簡単なので気軽にトライしましょう。
また、薪のような物をナイフで割り続けると黒サビが剥がれてきます。その時は同じ手順で黒サビ加工してあげましょう。僕も次からは焚き火しながらこいつで遊んでみたいと思います。
おまけ オピネルナイフの黒サビ加工
登山で使用していたオピネルのナイフですが、使ったあと洗わなかった時もあり赤サビでひどい状態でした(^_^;)
研ぎ石で研いだのですがサビ落としってなかなか難しい!ほんと、赤サビっていいこと無しですよ。ステンレスのナイフならサビなくて楽なのですが・・・炭素鋼とかいう素材のナイフを選んだので手入れしないとなまくらナイフになります。
どうざんしょ?
ちょっとは綺麗になったよね、汚いのはもう諦めた!
深追いはダメダメ。
はい、完成品。
わかりにくいけどオピネルのナイフも黒くなってます。いや〜、やっぱナイフはいいですね〜。なんかこう、ジブリ的な冒険に行って大きなハム肉を切りたいですなw
そうそう、液体につける時に柄の部分まで浸るとナイフの開閉がメチャクチャ固くなるので要注意。僕のナイフは固くなりすぎてちょっと危険な感じに。まぁ使い続けたら直るでしょう。
黒サビ加工するならカーボンスチールタイプを選びましょう。