米メディア「Los Angeles Dodgers ONSI」は日本時間22日までに記事を更新し、「ESPN」のデビッド・ショーンフィールド記者の話を引用しながら「ドジャースは佐々木朗希をライバルに球団に奪われると予測」と報じた。
ここ数日になってメジャー複数球団との面談やその予定が報じられるようになった佐々木。中でも大谷や山本が所属するドジャースが移籍最有力とされていたが、同メディアでは「数週間にわたりドジャースは日本の天才・佐々木朗希選手と契約する最有力候補と目されていたが、最近になって、別のナ・リーグのチームが佐々木選手獲得競争で優位に立っているようだ」と逆転の可能性を指摘した。
同記事ではショーンフィールド記者本人の話として「現時点では単なる推測に過ぎないが、ここでは当初の予想を貫く」と同記者の予想を紹介。
ショーンフィールド記者は「キャリアの観点から言えば、投手にとって良い球場のあるチームに行くのは理にかなっている。つまり、西海岸のチーム(アスレチックスを除く)のいずれかになる可能性がある。いずれにしても、西海岸のチームは地理的にすでに少し有利かもしれない」と分析。
さらには「マリナーズは投手にとって有利な球場であることに加え、最近の若手先発投手の育成の成功をアピールできる。ドジャースは『勝ち投手』としての投球ができる。パドレスは市場が小さいことと、佐々木が子供の頃に好きだったダルビッシュ有と一緒にプレーできることをアピールできる。他にはレンジャーズとカブスが候補として挙げられている。そしてもちろん、大市場という『問題』が本当に問題でないなら、ヤンキースやメッツも除外してはいけない」と候補となる球団のアピールポイントを紹介した。
そんな中で同記者が移籍筆頭候補として名前を挙げたのは「パドレス」だ。同記事では「パドレスに入団すれば、佐々木は数シーズンダルビッシュの指導を受けながら、サンディエゴの逸材として頭角を現すことになる。佐々木はパドレスの顔となるだろうが、ロサンゼルスではただのスター選手に過ぎない。佐々木は野球界最高の掘り出し物だ」と逸材の未来を予想した。