中高生向けファッション誌「LOVE berry」(ラブベリー)の専属モデルとして、1日発売の同誌の表紙で華々しく“モデルデビュー”したばかりの「モーニング娘。’17」牧野真莉愛(16)が、今度は出身地である愛知県西尾市の広報誌の表紙を飾った。

 牧野は2日、自身のブログで「ちょっとはずかしいなでも、まりあとっても嬉しいです」と喜びの報告。11日に開催される「食と芸術の祭典 ニシオンナーレ」(愛知こどもの国 ゆうひが丘 自由広場)に出演し、トークライブなどを行う。

 アイドル起用で思い出されるのは千葉・いすみ市だ。

 同市の関係者によれば「アイドル、タレントを起用するのは費用や権利関係の問題があって難しいが、市の観光大使を務める仮面女子さんは快く引き受けてくれた」。仮面女子メンバー3人を表紙にした「広報いすみ2月号」は市内のコンビニエンスストアに配置したものが品切れ状態になった。また、お宝化した広報誌を入手するためファンが同市を訪れるなど予想以上の効果となり「いつも余るし、どうしたらみなさんが読んでくれるのだろうと悩んでいた」という太田洋市長(68)はうれしい悲鳴を上げていた。

 なお、西尾市のサイトでは広報誌のデータを公開。足を運ぶ必要はなく、品切れになることもなく手軽に入手できる。モー娘メンバーが起用されたことで今後、“故郷に錦を飾るアイドル”が増える可能性は高まる。