LFOとKLF
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 01:34 UTC 版)
LFOとはLight Finding Operationの略で、物語の基幹となる作中世界の汎用人型重機。アーキタイプを本体として各所に装備を追加し、電気信号で制御される。動力源はバッテリーに加え、空気中を漂うトラパーによる発電を併用している為、トラパーの薄い所では動きが大幅に制限される。基本的に人型だが、地上の移動の際にはビークルモードという自動車のような形状に変形、走行する。リフティングも可能で、空中移動の際にはLFO用のリフボードに乗り、補助的にブースターからの推進力を併せて飛行する(当然ではあるがライダーにはかなりの操縦スキル・センスが要求される)。 塔州連邦軍が戦闘用に重装甲・重火器で武装させた軍専用のLFOは「KLF(Kraft Light Fighter)」と呼ばれ、CFS(下記)を搭載している。 CFS(Compac Feedback System)とはKLF専用のライディング支援システム。ライディングデータを蓄積し、蓄積されたデータをコンパク・ドライヴ経由でライダーにフィードバックする。使用するライダーの技術をトップレベルに引き上げることができるが、コンパク・ドライヴの干渉によりライダーの精神に悪影響を与えるため、使用には制限が必要。ゲームシリーズのNEW WAVE並びにその続編であるNEW VISIONでは、このシステムがストーリーに大きく関わっている。 エウレカセブンの世界におけるいわゆる「ロボット」で、外見は一般的なSFロボットアニメに登場するロボット的なものである。コックピットの位置がやや個性的で、頭部(胸部と一体化している)が操縦席になっているタイプのほかに、いわゆるバックパックの上部にコックピットが配されているタイプがある。この場合ライダーはロボットの頭部の後ろから全体を見渡すかたちとなる。 LFO、KLFのアーキタイプは鉱物というよりは人間と同じ生体組織に近く、戦闘等で局所が切断されると血液のような液体を噴出する。
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