hammer
「hammer」とは、「かなづち」や「小づち」「ハンマー」といった物を叩いたり潰したりするための先端が重い頭部からなる工具を意味する英語表現である。
「hammer」とは・「hammer」の意味
「hammer」とは英語の名詞・動詞である。名詞「hammer」として、基本的に「かなづち」「小づち」「ハンマー」、銃の「撃鉄」、ピアノの「ハンマー」、ハンマー投げの「ハンマー」といった意味を指す。名詞「hammer」の複数形は、「hammers」となる。ちなみに「かなづち」のことをドイツ語でも「Hammer」と表現する。動詞「hammer」は、かなづちで「叩く」「打ち込む」「打ち付ける」、ドアや壁を「ドンドンと叩く」、心臓が「バクバクする」「ドキドキする」、相手を「非難する」「打ちのめす」、意見を「繰り返し主張する」といった意味を表現する。また「I'm hammered」の形式で、「私は酔っ払っている」というスラングの意味を持つ。これは酔っ払っている状態が、かなづちで殴られたくらいに酷いことから来ている。さらに「叩いて形を作る」「同意する」「(ピアノを)力強く奏でる」といった意味の「Hammer out」に代表されるように、動詞「hammer」は豊富なイディオムを持つ。動詞「hammer」の活用形は、三人称単数現在形が「hammers」、過去形が「Hammered」、過去分詞が「Hammered」、動名詞・現在分詞が「Hammering」と変化する。
「hammer」の語源
「hammer」の語源は、ゲルマン語派を起源とする古英語の名詞「hamor」「hamer」から来ている。またドイツ語の名詞「Hammer」、オランダ語の名詞「hamer」、「石」を意味する古ノルド語の名詞「hammerr」も関連がある。「hammer」の本来の意味は「石器」とされている。「hammer」の発音・読み方
「hammer」の発音記号は、「hǽmər」と表記される。「hammer」の読み方は、カタカナで「ハマァ」と表記される。「ハマァ」の「ハ」の部分にアクセントを付けて発音をする。「hammer」の使い方・例文
「hammer」の使い方として、以下の例文が挙げられる。・I want to drive a nail into the wall, so could you buy me a hammer?(壁に釘を打ちたいので、ハンマーを買ってきてくれないか?)
・She tried to pull the hammer of her gun back, but eventually gave up.(彼女は銃の撃鉄を引こうと試みたが、結局諦めた)
・He hammered on my window in the middle of the night.(彼は真夜中に私の自宅の窓をドンドンと叩いた)
・She hammered at an increase in drunk driving.(彼女は飲酒運転の増加を繰り返し訴えた)
・His performance was hammered by critics.(彼のパフォーマンスは評論家から激しく批判された)
「hammer」を含む英熟語・英語表現
「hammer away at」とは
「(at以下を)ハンマーで叩き続ける」「(at以下を)繰り返し強調する」「(at以下に)しつこく働きかける」といった意味を表現する。
「hammer and sickle」とは
「鎌と槌」と訳される。「鎌と槌」の図像は、共産主義のシンボルマークや旧ソ連の国旗として使用されている。
「hammer home to」とは
「(to以下に)力説する」「(to以下に)効果的に説明する」といった意味である。
「go at it hammer and tongs」とは
「激しく口論する」「精力的に仕事をする」「闇雲にがんばる」といった意味を指す。
「hammer into」とは
「(into以下に)ハンマーで打ち込む」「ハンマーで叩いて(into以下の)形にする」「(into以下の人に)考えや思想を植え付ける」といった意味を持つ。
「go under the hammer」とは
「競売に出す」「オークションにかける」といった意味を表現する。
「the hammer」とは
陸上競技の「ハンマー投げ」を意味する。
「hammer a nail in one's coffin」とは
「棺桶に釘を打つ」を意味する。転じて比喩的に「寿命を縮める」を表現する。
「Hammer and Anvil tactic」とは
日本語で「鉄床戦術」「槌と鉄床戦術」と訳される。「鉄床戦術」は戦術の1つで、1つの部隊が敵を引き付け、もう1つの部隊が背後や側面から敵を攻撃する挟撃作戦である。
「hammer down」とは
「ハンマーで打ち付ける」「ハンマーで叩いて形作る」といった意味の他、スラングとして「アクセルを踏んで加速する」を意味する。
「be hammered for」とは
「(for以下のことで)叩かれる」「(for以下のことで)非難される」といった意味を指す。
ハンマー【hammer】
ハンマー Hammer
ハンマーは、金づち,ゲンノウなどの総称で鉄工・造船・鉄道・産業・機械・自動車・電機・建築土木等あらゆる分野の産業になくてはならない工具であり,また家庭に於いても生活必需品と言える。大別すると金属製ハンマと相手に傷を付けにくい用途に使用する樹脂製ハンマーとがあり,叩くものによって鉄製,木製,真鍮製,プラスチック(ナイロン)製と使い分けられる。100~500g位までの片手で使う片手ハンマーから1kg~15kg位までのスレッジハンマーと呼ばれる大ハンマーがある。その他としてインスペクション用のテストハンマー,溶接の粕取りに使われるケレンハンマー。柔らかいものを打つための木製ハンマー,ゴムハンマー。生産プラットフォームなどで使われる防爆用の銅,鉛,真鍮ハンマーがある。掘削現場ではポンコツとも呼ばれている。 | |||||||
分野 | 櫓下工具 | ||||||
同義語 | 金づち, ツチ, げんのう | ||||||
関連用語 | |||||||
類似語 | スレッジハンマー, テストハンマー, ケレンハンマー, チッピングハンマー | ||||||
略語 | ポンコツ | ||||||
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HAMMER
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/08 09:44 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動HAMMER | |
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開発者 | マシュー・ディロン |
正式名 | HAMMER |
導入 | 2008年7月21日 (DragonFly BSD 2.0) |
構造 | |
ディレクトリ | B+木(B+ tree) |
限度 | |
最大ファイル サイズ | 1 EiB |
特徴 | |
フォーク | なし |
パーミッション | UNIXパーミッション |
透過的圧縮 | あり |
対応OS | DragonFly BSD |
HAMMER(ハンマー)とは、DragonFly BSDプロジェクトを主導するマシュー・ディロンがDragonFly BSD向けに開発した、ファイルシステムである。DragonFly BSD向けに作られており、そのデフォルトのファイルシステムとして採用されているが、FreeBSDやLinuxなどへ移植しようとする動きもある。
HAMMERはマシュー・ディロンが冗長過ぎるZFSをよりシンプルにするために再設計したものであるとも云われている。
特徴
- ファイルシステムの最大サイズ=1エクサバイト
- クラッシュからのfsckを必要としない即時回復
- ネットワークミラーリング
- 無制限のスナップショット
- バックアップ
- 適度な粒度を持つバージョニングファイルシステム
- CRCによるデータとメタデータの保全性
- 重複排除
履歴
- HAMMER ベータ版 DragonFly BSD 2.0にて公開される
- HAMMER DragonFly BSD 2.2にて公開される
- HAMMER 2 DragonFly BSD 5.0にて実験的にサポートされ、DragonFly BSD 5.2にて公式にサポートされる
関連項目
外部リンク
注釈・出典
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HAMMER(ハマー)
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「2BACKKA」の記事における「HAMMER(ハマー)」の解説
MC担当。また、トラックメーカーやプロデューサーなども務める。
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