うら
ウラ【Ura】
うら【▽占/×卜】
うら【▽心】
読み方:うら
2 形容詞・動詞に付いて、心の中で、心の底からの意を表し、さらにその意が弱まって、何ということなく、何とはわからず、おのずからそのように感じられるの意を表す。「—悲しい」「—寂しい」「—荒(さ)ぶ」
うら【▽末】
うら【浦】
うら【裏】
読み方:うら
1
㋐二面ある物の、表面と反対側の面。裏面(りめん)。うしろ。「写真の—に撮影年月日を記す」「紙の表と—を間違える」⇔表。
㋒物体の、下になっている面。「足の—」「靴の—を張り替える」
2 物の正面と反対になる側。また、その陰になっているところ。「たんすの—」「舞台の—」⇔表。
3
㋑建物の後ろ側にある出入り口。裏口。「—のドアにかぎをかける」「—から入る」⇔表。
5
㋐表向きでない面。人の目にふれない面。「表と—では態度が違う」「—で何を考えているのかわからない」⇔表。
㋑公表をはばかるような事情。隠されている事柄。内情。「彼の言うことには何か—がある」「芸能界の—」
㋒好ましくないことが表面に現れずに行われるところ。「—で金を動かす」「—で教唆している人物がいるに違いない」
6 普通と反対のこと。逆。「世間の考えそうなことの—を行く」
7 主だっていないこと。中心でないこと。「—作」「—街道」「—番組」
8 「裏千家」の略。
9 二度あるものの、あとのほう。
11 論理学で、「pならばqである」に対して、仮定と結論をともに否定した「pでなければqでない」という形式の命題。最初の命題が真でも、裏命題は必ずしも真ではない。
12 連歌・俳諧で、句を書きつける懐紙の裏の面。特に初折(1枚目)の裏をいう。
「天地(あめつち)の底ひの—に我(あ)がごとく君に恋ふらむ人はさねあらじ」〈万・三七五〇〉
[下接語] 上げ裏・麻裏・浅葱(あさぎ)裏・足裏・内裏・襟裏・表裏・額裏・楽屋裏・変わり裏・木裏・口裏・毛裏・芸裏・初(しょ)裏・裾(すそ)裏・総裏・袖(そで)裏・手の裏・天井裏・胴裏・通し裏・共裏・名残の裏・二の裏・抜け裏・軒裏・羽(は)裏・葉裏・舞台裏・真裏(まうら)・紅(もみ)裏・屋根裏・路地裏
裏
裏
裏
裏
裏
- 二度目に来る客のことをいふ。誹諧通言に「うらに来ぬはこれ女郎の恥、三度目は客の恥」とある。又「裏を返す」ともいふ。〔花柳語〕
- 遊廓の言葉で二度目に行く事。「裏を返す」と同意。
- 花柳界にて二度目に来る客のことをいふ。俳諧通言に「うらに来ぬはこれ女郎の恥、三度目は客の恥」とある。又「裏を返す」ともいふ。
- 〔隠〕花柳界で二度目に来る客をいふ。
- 遊里で二度目に来た客の事をいふ。初めては初会、二度目は裏、三度目は馴染といふ。
- 二度目の客を云ふ。うらをかへす又はうらをつける等と云ふ。
- 遊廓の言葉にて二度目の登楼をを云ふ。「うらを返す」又は「うらをつける」と云ふ。
- 再会とも書く、遊廓で二回目に登楼して前と同じ女を呼んで遊ぶこと。初めは初会又は表、二度目は裏、三度目からは馴染(なじみ)という。
- 二度目にくる客のこと。誹諧通言に「うらに来ぬはこれ女郎の恥、三度目は客の恥」とある。又「裏を返す」ともいう。〔花柳界〕
- 遊里で二度目に来た客。初めは初会、三度目よりは馴染という。〔花〕
ウラ
ウラ・うら
- 裏(うら) - 表(おもて)の反対側を表す概念。
- 宇良(うら) - 曖昧さ回避。
- 宇良和輝 - 力士。
- ロシア語で万歳のこと。
- ウラ (小惑星) - カール・ラインムートによって発見された小惑星。
- ウフーラ (Uhula) - スタートレックの登場人物、ウラ中尉。日本語吹き替えではウラもしくはウーラと表記される。
- 鉄道における電報略号
- 牛ケ原駅 - 西日本旅客鉄道越美北線(九頭竜線)の駅。
- 浦上駅 - 九州旅客鉄道長崎本線の駅。
- 浦佐駅 - 東日本旅客鉄道上越新幹線・上越線の駅。
- 浦宿駅 - 東日本旅客鉄道石巻線の駅。
- 浦幌駅 - 北海道旅客鉄道根室本線の駅。
- 浦安駅 (鳥取県) - 西日本旅客鉄道山陰本線の駅。
- 浦和駅 - 東日本旅客鉄道東北本線(宇都宮線・高崎線・湘南新宿ライン・京浜東北線)の駅。
- 紀伊浦神駅 - 西日本旅客鉄道紀勢本線(きのくに線)の駅。
- 長浦駅 (千葉県) - 東日本旅客鉄道内房線の駅。
- 浜田浦駅 - 北海道旅客鉄道日高本線に存在した駅。
- 東浦駅 - 東海旅客鉄道武豊線・衣浦臨海鉄道碧南線の駅。
- 浦和電車区 - 東日本旅客鉄道の車両基地。現在は「さいたま車両センター」に改称された事に伴い「サイ」に改称。
- 温羅 - 桃太郎伝説の鬼のモデルとされる人物。
- ウラ (女真国家) - 海西女直を構成する四部の一つ。
- ウラ (ブータン)
- 雨楽 - タレント忍野さらの書家としての雅号
うら
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/23 03:00 UTC 版)
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うら
出典:『Wiktionary』 (2021/12/08 14:25 UTC 版)
名詞:裏
うら【裏】
- 表面と反対の面。下または陰になって見えない部分。
- 前面や正面の反対側。うしろ。
- 衣服や袋物などの内側に付ける布。
- 相手の予想や世間の常識の反対。逆。
- 裏をかく。裏の裏を読む
- 逆の角度から見ること。
- 表面には現れない隠された内部の事情。内情。
- 公正なやり方ではないこと。陰。裏口。
- 正式ではないこと。非合法。
- (野球) 後攻のチームが攻撃するイニング。
- 裏付け。証拠。
- (論理学, 数学) 命題の前件と後件の両方を否定した命題。「 p ならば q である」に対して、「 p でなければ q でない」をいう。ある命題が真であっても、その裏は必ずしも真ではない。
- 遊女を揚げるとき、初会の次、すなわち2度目。
- (文学) 連歌や俳諧で、懐紙の裏側のこと。
- 裏千家の略称。
発音
対義語
名詞:浦
うら【浦】
発音
代名詞
うら
関連語
動詞
うら
- 「うる」の未然形。
名詞:裏
うら【裏】
発音
二拍名詞三類(?)
名詞:心
うら【心】
名詞:占
派生語
名詞:末
うら【末】
類義語
- うれ
派生語
接頭辞
うら
派生語
浦
裏
裏 |
裏
裡
裡 |
裡
「うら」の例文・使い方・用例・文例
- 「彼は選出されるかな」「そうらしいよ」
- 友達のスーツの方がかっこよかったのでうらやましかった
- 彼女のとてもきれいな肌がうらやましい
- うらやましい地位
- うらやましそうな目つき
- 彼は友達の成功をうらやましがっている
- 彼は兄が成功したのをうらやましく思う気持ちを隠せなかった
- 彼は隣人の新車をうらやましそうにながめた
- うらやんで,ねたんで
- 君がうらやましい
- 君の才能が本当にうらやましいよ
- 彼女はいつも私の巻き毛をうらやましがっている
- 君の引き締まった腹筋がうらやましいよ
- オリジナリティあふれる作品をつくる貴方のことを、うらやましいです。
- オリジナリティあふれる作品をつくる貴方のテクニックは、うらやましいです。
- 私はすらすら英語が話せる人がうらやましい。
- 人がうらやむほど。
- 個性あふれる作品を作れる貴方がうらやましいです。
- 彼女がうらやましいです。
- 彼女がうらやましいと思っています。
うらと同じ種類の言葉
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