大化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/15 21:27 UTC 版)
大化(たいか、旧字体: 大化󠄁)は、日本の最初の元号。白雉の前。西暦645年から650年までの期間を指す。この時代の天皇は孝徳天皇。
建元
- 『日本書紀』によれば「天豊財重日足姫天皇(皇極天皇)の四年を改めて大化元年とす」とあり、皇極天皇4年6月19日(ユリウス暦645年7月17日、孝徳天皇即位の5日後)以後30日以前に公布され、大化元年7月1日(ユリウス暦7月29日)から実施されたと考えられるが、史書によって記述が一定しない[注 1]ため、正確な実施日付は不明となる。この建元により、日本で元号が使われ始めた[注 2]。
- 大化6年2月15日(ユリウス暦650年3月22日):白雉に改元。
大化期に起きた出来事
死去
西暦との対照表
太字は『日本書紀』の太歳干支の年。
大化 | 元年 | 2年 | 3年 | 4年 | 5年 | 6年 |
---|---|---|---|---|---|---|
西暦 | 645年 | 646年 | 647年 | 648年 | 649年 | 650年 |
干支 | 乙巳 | 丙午 | 丁未 | 戊申 | 己酉 | 庚戌 |
典拠
出典
- 『日本書紀』巻25 孝徳天皇
- 改天豊財重日足姫天皇四年為大化元年。
脚注
注釈
出典
- ^ 土橋誠「即位改元について」(PDF)『京都府埋蔵文化財論集 第6集 -創立三十周年記念誌-』、京都府埋蔵文化財調査研究センター、2010年12月、199-218頁。
- ^ 河内春人「年号制の成立と古代天皇制」『駿台史學』第156号、明治大学史学地理学会、2016年2月29日、1-23頁、NAID 40020759469。
- ^ 幸田正孝「日本の暦法と年号制」『津山工業高等専門学校紀要』第20号、津山工業高等専門学校、1982年10月25日、141-174頁、NAID 120006580277。
関連項目
大化
「大化」の例文・使い方・用例・文例
- 私は人事評価を行う際、寛大化傾向にならないよう心がけています。
- 需要価格設定を採用することによって、利益を最大化することができるだろう。
- 当社は製品市場戦略によって収益の極大化を目指している。
- 統合型マーケティングは異なるマーケティングの方法をまとめ、その効果を最大化することを目指す。
- 物流革命はサービスの向上と顧客満足度の最大化に貢献してきた。
- 収益の最大化および売上増を目的としたイベントを実施する。
- 肥大化、過度の商業化などの問題も抱えて、五輪は新世紀に向かう。
- 大化の改新
- 肥大化させる、または膨張させる
- 彼は、彼の役割を最大化した
- 雄の片方のハサミが肥大化したアメリカ海岸地域に生息する穴居性ガニ
- 商務省の政府機関で、米国産業と共に働いて、競争力を促進して、経済成長において技術の影響を最大化する
- 繁殖構造の役割を持ち、肥大化して球状になった地下茎からなる、変形した芽
- 選択の可能な状況で最大化される施策
- 大県という,大化改新以前の地域区分としての
- 大県主という,大化改新以前の地方官
- 大化改新以前,貴族の家系や職業を表した世襲制の称号
- 大化改新以前,国と呼ばれる,地域の世襲的支配者
- 大化改新後の地方制度により,各国ごとに設けられた,地方の神祇を担当した官職
- (大化改新での)公地公民という原則
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