ゆう【勇】
読み方:ゆう
[音]ユウ(呉) [訓]いさむ
1 気力が盛んに奮い立つ。いさみ立つ。いさましい。「勇敢・勇気・勇士・勇壮・勇猛・勇躍/義勇・豪勇・大勇・忠勇・沈勇・蛮勇・武勇」
[名のり]いさ・いさお・いさみ・お・さ・そよ・たけ・たけし・とし・はや・よ
ゆう【勇】
勇
名字 | 読み方 |
勇 | いさみ,いさむ |
勇
姓 | 読み方 |
---|---|
勇 | いさみ |
勇 | ゆう |
勇 | ゆうざき |
勇
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/29 10:05 UTC 版)
勇(ゆう)とは、儒教における徳目のひとつ。勇気(おそれない心)のこと。儒学においては、三徳のひとつに数えられる。
概要
四書のひとつ『論語』に「智の人は惑わず、仁の人は憂えず、勇の人は恐れず」[1]とあり、孔子は、勇者は心が強く道義にかない虚心坦懐であるから、何事に対してもおそれないとして、「智」・「仁」とならんで「勇」を大いなる徳と見なし、「義を見てなさざるは勇なきなり」[2]とも記している。ただし、『論語』には「勇にして礼無ければ則ち乱す」(勇気も度が過ぎると乱暴なだけである)、「徳ある者は必ず言あり、言ある者は必ずしも徳あらず。仁者は必ず勇あり、勇者は必ずしも仁あらず」(徳ある人は必ずや言葉が優れているが、言葉の優れる人が必ずしも徳があるというのではない。仁者は必ず勇気をもつが、勇者が必ずしも仁徳を備えているとは限らない[3])の文言もある。
同じく四書のひとつである『中庸』には「好学近乎知、力行近乎仁、知恥近乎勇」[4]とあって、「智仁勇の三者は天下の達徳なり」と述べ、「三達徳」(時代や身分を超えて、どんな場合にも通じる3つの徳)としている[注釈 1]。
脚注
注釈
出典
関連項目
外部リンク
- ハイパーテキスト論語
- 論語 全文 現代語翻訳 - ウェイバックマシン(2010年3月4日アーカイブ分)
勇(いさむ)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/25 03:43 UTC 版)
嵯霧の夫。下屋より入り婿。40代後半。坊ちゃん然とした雰囲気がある。数年の会社勤務を経る。
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勇
勇
勇 |
「勇」の例文・使い方・用例・文例
- 彼は実に勇敢だった
- 私たちは彼の勇気にとても感心した
- 彼女は息子の勇気を自慢した
- ライオンのように勇敢な
- 勇気を出せ,しっかりしなさい
- そうするとは君は勇敢だった
- 蛮勇をふるって
- その悲劇の結末を見る勇気がなかった
- 彼の勇気に我々は尊敬の念を抱いた
- 勇気のある人
- 彼は勇敢にもヨットで世界一周をした
- その男に車内でたばこを吸わないように注意するのはとても勇気がいった
- 勇敢な少年
- 彼は勇気を出して本当のことを言った
- 彼の提案に反対するなんて君は勇気があるよ
- その山にあえて登ってみる勇気はない
- 勇敢な行為に対して兵士に勲章を授ける
- 彼は勇気がうせてしまった
- 彼の勇敢な行為は称賛に値する
- 勇気の大半は慎重さである;君子危うきに近寄らず
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