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寝室だけ耐震、高まる需要 シェルターや補強で高コスパ
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自宅の寝室などに設置する耐震シェルターの需要が高まっている。1月の能登半島地震に続いて8月には南海トラフ地震臨時情報が初めて発表され、住まいの安全性を見直す契機になった。耐震改修より安価で工期が短く、国も次善策として周知している。
大阪府高石市の女性(53)は8月、2階建て住居の1階にある寝室に耐震シェルターを取り入れた。1981年以前に建てた旧耐震基準の物件で、25年ほど前から住んでいる。「台...