陰る「ドル1強」、円一時154円台に上昇 米景気指標が減速
生田弦己、河井優香
外国為替市場で「ドル買い」に陰りが出ている。4日に対ドルの円相場は一時154円台半ばまで上昇し、5日も154円台後半で推移する場面があった。米経済指標が市場予想比で下振れするケースが相次ぎ、米金利が低下したためだ。粘り強い米経済とインフレ高止まりへの警戒は薄れ、市場の目線は「ソフトランディング(軟着陸)」シナリオに再び向かっている。
「『ドル1強』の様相が変わってきた」。りそなホールディングスの...
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