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ドル「焼け太り」の先 広がる金融・財政危機の火種
日経QUICKニュース 編集委員 永井洋一
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円売りを巻き込み歴史的なドル高が続いている。米連邦準備理事会(FRB)の利上げに加え、米株や米国債のバブル崩壊で基軸通貨ドルを確保する動きが強まり、「焼け太り」の様相だ。裏側では英国がポンド・国債・株式のトリプル安に見舞われるなど動揺が広がっている。米国にとってドル高は、いまはインフレ抑制の面で都合がいいが、やがて景気や対外収支を悪化させ金融・財政危機の火種が膨らむ。
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