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広がる粒子線治療、肺がんなど保険適用 患者10年で2倍
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がんの放射線治療で陽子線や重粒子線を使う治療が広がっている。2024年6月に早期の肺がんなど3種類が公的医療保険の適用に加わった。従来のX線よりもがんを狙い撃ちにするため副作用が少なく、治療効果も高い。ただ、治療施設は限られており、まずは担当医に相談をするのがよさそうだ。
関東地方に住む80歳代の女性は早期の肺がんが見つかった。高齢のため手術ができず、18年、国立がん研究センター東病院(千葉県柏...