大谷翔平、WBCに改めて意欲 つば九郎スタッフを追悼
【グレンデール(米アリゾナ州)=共同】米大リーグ、ドジャースの大谷翔平が20日、キャンプ地のアリゾナ州グレンデールで取材に応じ、日本の2連覇が懸かる来春のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)について、まずは投打「二刀流」で復活を期す今季に集中する姿勢を強調した上で「その先に選んでいただけるなら光栄」と改めて意欲を示した。
デーブ・ロバーツ監督は同日、大谷を今季も1番打者で起用する方針を明かした。室内で打撃練習に取り組んだ大谷は「(打者では)感覚的にはもう試合に出られる感じ」と順調な調整ぶりを強調。打順には「どこに入っても自分の打撃ができればいい」と語った。
プロ野球で広く人気を集めていたヤクルトの球団マスコット「つば九郎」の活動を長く支えてきたスタッフが死去したことに関する質問も飛び「小さい頃から見ていた。非常に残念だけど、感謝している」と悼んだ。
米大リーグ・ドジャースに所属する大谷翔平の試合結果や個人成績、コラムをまとめました。2024年は54本塁打、130打点でナショナル・リーグの2冠に。史上初の「50本塁打、50盗塁」を記録し、2年連続3度目のMVPに輝きました。