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足裏の模様「災害時の身元確認に」 NPOが活用呼びかけ
風紋
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イスに腰掛けて、靴と靴下を脱ぐ。片足ずつ専用スキャナーの上に置き、ぐっと力を込める。この間わずか数十秒。足の裏にある紋様、「足紋(そくもん)」の読み取りが完了した。
10月19日、熊本市で開かれていた国内最大級の防災イベント「ぼうさいこくたい2024」の会場に、NPO法人、全国足紋普及協会(東京・品川)のブースを訪ねた。
指紋と同じく足紋は一人ひとりパターンが異なり、生涯変化しない。足紋協会は「...