富士フイルム、不適切会計の純利益への損失影響375億円に拡大
富士フイルムホールディングス(4901)は12日、同社傘下の富士ゼロックスの海外子会社で不適切な会計処理があった問題で、過去数年にわたる当期純利益に与える影響額が375億円に拡大したと発表した。4月20日の開示ではニュージーランド子会社を巡り約220億円の損失見込みを発表していたが、新たにオーストラリアの子会社でも同様の不適切会計があったことなども発覚し損失が拡大した。親会社に帰属する当期純利益に与える影響は281億円の損失だった。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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