ダイハツ、欧州での新車販売中止 環境規制や円高重荷
13年1月末で
ダイハツ工業は14日、欧州での新車販売を2013年1月末でやめると発表した。リーマン・ショックで落ち込んだ販売が十分に回復しなかったことが主因。欧州各国の二酸化炭素(CO2)排出基準を満たす車種開発のコスト負担が重いほか、円高・ユーロ安による採算悪化も影響した。
同社の欧州向け新車はすべて日本で生産した完成車の輸出。ドイツやイタリア、フランスなど10カ国で販売している。10年の販売台数は1万9300台で、直近のピークである07年実績(5万8600台)から落ち込んでいた。〔日経QUICKニュース〕
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