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原油100ドル望むサウジ 「アラブの春」で立場変化
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原油価格が高騰している。中東の地政学リスクの高まりが主因だが、石油輸出国機構(OPEC)の盟主であるサウジアラビアが、ニューヨーク原油で1バレル100ドル程度の高値維持を狙い本格的な増産に動かないことも一因との指摘がある。サウジは本来ならOPECを主導して過度の高値を抑える立場にあるが、自国の歳出拡大で立ち位置が微妙に変化している。
24日のニューヨークのWTI(ウエスト・テキサス・インターミデ...
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