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富士フイルム、グーグルが示唆する「チェキ」の減速
証券部 秦野貫
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富士フイルムホールディングスのインスタントカメラ「チェキ」の販売鈍化が懸念されている。4~6月の販売台数が前年同期比3割減と落ち込み、過去最高となった2019年3月期の販売台数を超えるのは難しいとの見方が広がっているためだ。好採算のチェキが失速すれば、2期ぶりの純利益最高を目指している今期の計画に黄信号がともる。株価は11年8カ月ぶりの高値をつけた7月2日(5618円)を16%下回っている。
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