卓球の世界ランキング上位選手で争うWTTファイナル最終日は24日、北九州市立総合体育館で男子シングルス決勝が行われ、10月にアジア王者に輝いた世界ランク7位の張本智和(21=智和企画)は、同1位の王楚欽(中国)に0-4のストレート完敗を喫し初優勝を逃した。
得意のバックハンドレシーブ「チキータ」を封じられ、「完敗。チキータで攻めても一番の武器を手の届かない所に返された」と嘆いた。ただ、今大会は同2、5位の中国選手に勝つなど収穫もあり「勝ったことは自信に、負けは反省し来年頑張りたい」と前を向いた。