3位から65をマークした宋永漢(33=韓国)が通算13アンダー、131で首位に立った。

25歳でツアー未勝利の清水大成も65で回って1打差2位に浮上。岩田寛が通算11アンダーで3位。前日トップの河本力は10アンダーで石川遼、山田大晟と並ぶ4位に後退した。賞金ランキング2位の金谷拓実は7アンダーで13位、同1位の平田憲聖は19位。2アンダー、58位までの67人が予選通過し、昨年大会覇者の鍋谷太一は1打及ばなかった。

 

○…予選落ちで来季ツアー出場資格を失うことが決まった56歳の谷口徹がラウンド後、大粒の涙を流した。通算20勝の大ベテランは引退を否定しながらも「来年やる意味があるのかな、と思う。やる以上は遊びじゃない」と揺れる胸中を語った。今季、予選通過は2度だけ。18年の日本プロ選手権優勝で得た長期シードを更新できなかった。生涯獲得賞金上位25位の資格を行使すれば、予選会を経ずに来年もツアーで戦うことは可能な立場にはある。「ゆっくり考える」と話した。