ケガで別メニュー調整だった北海道コンサドーレ札幌DF高尾瑠(28)が27日、札幌・宮の沢での全体練習に完全合流した。ミニゲームで対人練習をこなした。3日セレッソ大阪戦(1-1)で右太もも内側の肉離れを発症。試合中に痛みを感じたが、同点の展開に最後までプレー。続く9日湘南ベルマーレ戦(1-1)は欠場した。「今日から(完全合流)なので、コンディションはまだまだかなっていうのはあるけど、気持ちを切り替えて次の試合に向けて頑張りたい」と12月1日アウェー・サンフレッチェ広島戦(Eピース)復帰を見据える。

今季ガンバ大阪から加入し、キャンプ中の負傷離脱もあって開幕当初は出遅れた。「今シーズンはちょっとケガが多くて、試合に出た時はアシスト(4)もできたから良かったけど。アレ(キャンプのケガ)が一番大きかった」と振り返る。ラスト2試合は力を尽くす覚悟。負けたらJ2降格が決まる。「僕たちはやるしかないので、前向いてやりたい」と誓った。