先週のアクセスランキング1位は、先々週に続いて電波法違反に関する記事となった。九州総合通信局が鹿児島県鹿児島市および垂水市において、地元の鹿児島海上保安部とともに船舶に開設された不法無線局の取り締まりを行い、不法市民ラジオ(CB)の無線機で不法無線局を開設していた鹿児島県垂水市在住の会社員の男(61歳)を電波法違反容疑で摘発したというものだ。九州総合通信局が公表した「設置されていた無線機等」の画像には、無線機のほかに巨大なリニアアンプ(出力増幅器)が写っており、かなりの高出力で電波を発射していたものと思われる。7位にも電波法違反に関する記事がランクインしている。
【設置されていた無線機等】
●【電波法80条報告書ひな形付き】総合通信局へ“違法運用”を通報するための「報告書」の書き方から提出先まで
続く2位は「<JARLなど124者(法人・団体等84者、個人40者)の意見が集まる>総務省、アマチュア無線バンドにも言及した『周波数再編アクションプラン(令和6年度版)結果』を公表」。総務省総合通信基盤局電波部電波政策課が、2024年10月1日(火)から10月30日(水)までの1か月間にわたり、「周波数再編アクションプラン(令和6年度版)(案)」についての意見募集(2024年10月2日記事)を行ったところ、アマチュアバンドに関する記述もあったことから、一般社団法人 日本アマチュア無線連盟(JARL)をはじめアマチュア無線家からの意見など、124者(法人・団体等84者、個人40者)が集まり、これらの意見に対する総務省の考え方や、周波数再編アクションプランの策定概要を明記した結果を2024年12月13日(金)に公表したニュース。
3位は、アイコムの144~5600MHz帯オールモードトランシーバー「IC-905」、または10GHz帯トランスバーター付きの「IC-905XG」を毎月一定額の料金で最長3年間使用できるサブスクリプションサービス(愛称:IC-905サブスク)の詳細が案内されたという話題。アマチュア無線機器を中心にしたインターネットモール「MUSENモール」を運営するアイコム情報機器株式会社が実施するサービスで、IC-905と2.4/5.6GHz帯のアンテナ2本がセットになった月額4,510円(税込)のものから、10GHz帯トランスバーター付きのIC-905XGに2.4/5.6/10GHz帯のアンテナ計4本(10GHz帯はパラボラアンテナを含む)がセットになった月額7,260円(税込)のプランまで4種類あり、最大3年間利用可能(契約終了後は無線機器をすべて返却する)で合計で40セットを用意。プラン発表後、SNSでは「意外に安い金額でおサイフに優しい」「いまはアマチュア無線が二次業務となっている“1.2/2.4/5.6/10GHz帯”のアクティビティが上がるのでは…」といった意見が飛び交っていた。
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1)<無線機のほか巨大なリニアを押収!?>九州総合通信局、船舶に不法市民ラジオの無線機を設置して不法無線局を開設していた会社員(61歳)を摘発
2)<JARLなど124者(法人・団体等84者、個人40者)の意見が集まる>総務省、アマチュア無線バンドにも言及した「周波数再編アクションプラン(令和6年度版)結果」を公表
3)<月額4,510円から7,260円まで全4プラン、10GHz帯トランスバーター+パラボラアンテナ付きも!>「IC-905サブスク」詳細をMUSENモールが案内
4)<特集は「2025年のアマチュア無線」、別冊付録「ハム手帳2025」付き>CQ出版社が月刊誌「CQ ham radio」2025年1月号を刊行
5)<4アマ用、3アマ用あり>CQ出版社、ハム国試の受験参考書「要点マスター」2025年版を刊行
6)<歌手Masacoが関西コンテストマニアクラブを訪問>「月刊FBニュース」、記事8本とニュース2本をきょう公開
7)<免許切れ状態でアマチュア無線局を開設・運用>関東総合通信局、三浦電波監視センターの“電波監視”で電波法違反行為が発覚した3アマ(79歳)に対し49日間の行政処分
8)<特集「冬休みのLEDイルミネーション」「アナログオーディオ製作」>電波新聞社が季刊誌「電子工作マガジン」2024年冬号を刊行
9)<有効交信期間は2024年12月1日から2026年12月31日まで>じゃぱん ひなたぼっこの会、「国内のゴルフ場を集めてみま賞(略称「ゴルフ場アワード GC-AW」)」を発行
10)日本無線協会、令和6年12月期の1・2アマ国家試験問題および正答を公式発表
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