世界中の子供たちが待ちに待ったクリスマス・イブの日、2024年12月24日(火)の夜を迎える。山のようにプレゼントをかかえたサンタさんは、今夜から明日にかけて大忙しだ。子供たちが寝静まった今宵は、日本にもプレゼントを持ったサンタさんがやってくる。気になるのはサンタさんの動向だろう。いつくるのか? そこで、世界各地を飛び回るソリに乗ったサンタクロースをリアルタイムで追跡できる、無料の「2024年版サンタさん追っかけサイト」を3つ紹介しよう。
サンタさん追っかけサイトの1つめは、Google社の「Google Santa Tracker/サンタを追いかけよう」。2つめは、NORAD(北アメリカ航空宇宙防衛司令部/North American Air Defense System)の「NORAD Tracks Santa/サンタクロース・トラッカー」。3つめは、世界中で運航している民間航空機の現在位置をリアルタイム表示する「Flightradar24(フライトレーダー24)」で、それぞれサイトでは、トナカイに引かれて世界各地を飛行?しながら子供たちへプレゼントを配るソリに乗ったサンタさんの様子が確認できる。
●Google Santa Tracker/サンタを追いかけよう
サンタクロース追っかけサイトとして有名なのが「Google サンタを追いかけよう」だ。Google社が提供するこのサービスとしてお馴染みの存在で、「24日になったら、一晩中サンタさんを追いかけるのを手伝ってください!」というメッセージとともに、すでに日本時間の12月24日(火)19時に向けてカウントダウンがスタートしている。
上空から地球を眺める、Google社のサービス「Google Earth」を利用して、世界各地を駆け巡るソリに乗ったサンタクロースの動向が確認できる。サンタクロースのふるさと、フィンランドと日本は-7時間の時差があるため、現地時間の12月24日(火)12時(正午)にサンタクロースが出発するスケジュールになっている。
過去の動向から、サンタさんは日本時間の 夜が深まる22時30分過ぎに沖縄・那覇を訪れ、そのあと一度、韓国・プサンへ向かい、再び日本に引き返して九州・福岡や京都、東京、北海道という順番で向かっていくはすだ。各都市では、お家の煙突からプレゼントを配るサンタさんが見られるだろう。
●NORAD Tracks Santa/サンタクロース・トラッカー
2つめは北アメリカ航空宇宙防衛司令部(NORAD)のボランティアスタッフが運営・管理する「NORAD Tracks Santa」。その歴史は古く、サンタクロースの飛行を追跡するトラッカー(位置情報)サービスとしては、インターネットが誕生する前の1955(昭和30)年からサービスが始まり、今年で69年目を迎える。
軍事組織らしく、サンタクロースの出発をレーダーで確認するというユニークなもので、トナカイの赤い鼻を検知できる人工衛星により、サンタさんの動向を追いかける。
こちらは日本時間12月24日(日)18時(司令部がある米国・コロラド州とは-16時間の時差がある)のサンタクロース出発に向けて、「Santa Tracker Countdown」でカウントダウンが始まっている。
18時になると「最後にサンタを見た場所」が現れ、「最後のプレゼントをラッピング中」と表示される。続いて「滑走路へ進んだ」というメッセージが流れて、プレゼントを配るためにサンタクロースが出発していく。
同サイトでは、サンタクロースの準備風景の動画やクリスマス音楽、サンタとクリスマスについて語る図書館、ミニゲームなども用意されているので、サンタクロース出発までゲーム感覚でいろいろ楽しめるサービスだ。
日本時間の23時過ぎにサンタさんが日本にやってくる。北海道・札幌から南下しはじめ、東京、金沢、名古屋、長崎、沖縄・那覇とプレゼントを配っていく様子が確認できるろう。
●Flightradar24(フライトレーダー24)
最後は、実際に世界中で運航している民間航空機の位置をリアルタイム表示する「Flightradar24(フライトレーダー24)」が提供するサービスで、実際に飛行している航空機に混じって、航空機に見立てたサンタクロースが出現。ソリに乗ったサンタさんが世界各地を隅々を飛び回る様子が確認できる。
サンタさんを“航空機”として捉えているため、航空機と同様にソリに乗った(飛行する)サンタクロースに「コールサイン」「航空機タイプ」「登録ナンバー」が付けられてるのもユニークだ。
コールサイン:SANTA1(サンタ・ワン/サンタ1便)
航空機タイプ:Sleigh(ソリ)
機体番号:R3DNO53
便名:HOHOHO(ホゥホゥホゥ)
航空会社は「Marry Christmas(メリークリスマス)」というネーミングで、出発は「NORTH POLE(北極)/YLT」、行き先も「NORTH POLE(北極)/YLT」としゃれている。「HOHOHO」、または「SANTA1」「R3DNO53」で検索するとサンタさんが見つかる。
サンタクロース(サンタ1便)は、すでに日本時間の2024年12月24日(火)早朝4時に北極圏を出発。その飛行速度は驚異的で、マッハ3!?に迫る超高速で飛行していて、もの凄い速さで移動している様子が画面上で確認できる。
今回紹介したサンタクロース追跡サービス3つをチェックしておけば、今宵のサンタさんの動向が必ず確認できるはすだ。
それぞれの追跡サービスをまとめて1画面で配信するYouTubeライブもあるので、世界中の子供たちへプレゼントを配る大忙しのサンタさんの動向を見ながらお休みになるのもいいだろう。
明日、12月25日(水)のクリスマス当日まで、大忙しなサンタさんの様子を楽しもう。
●Santa Tracker??Live 2024 – Christmas Countdown Live!
※画面をクリックすると動画がスタートします。
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<毎日、日本時間の午前10時ごろからYouTubeライブ配信>交信の様子を聞こう! 米国「サンタネット」、アマチュア無線(3.916MHz)で子供たちがサンタさんとおしゃべり
<世界に向けてクリスマス・イブ(12月24日)、日本時間の17時から>ネット回線で聞こう! 世界遺産のスウェーデン長波局「SAQ」が超長波17.2kHzでクリスマスメッセージ
【追記:サンタさんが日本にやってきた】2024年12月25日(水)9時35分
最初に日本を訪れたのは「Google サンタを追いかけよう」のサンタさん。日本時間の12月24日(火)22時38分に那覇到着を皮切りに、福岡→プサン(韓国)→京都→富士山→横浜→東京→新潟→函館と日本の都市を回って、各地で煙突からプレゼントを配っていった。そして23時6分、日本を離れて次の訪問先のソウル(韓国)→平壌(北朝鮮)へと向かった。
続いてやってきたのは、NORAD(North American Air Defense System:北アメリカ航空宇宙防衛司令部)の「サンタクロース・トラッカー」のサンタさん。日本時間の12月24日(火)23時2分に小笠原諸島・硫黄島を通過して、23時8分に札幌→東京→金沢→名古屋→京都→広島→下関→長崎→那覇の上空を駆け抜けていった。
最後は、日付が変わって日本時間の12月25日(水)0時過ぎに「Flightradar24(フライトレーダー24)」のサンタさんが、オーストラリアから一直線に北上する形で、日本の領海に入り、そのまま房総半島(千葉県)の東側の太平洋沿いから、0時17分に宮城県に上陸。さらに北上して、0時24分に北海道へ到着して0時30分に日本海へとへ飛び去っていった。
●関連リンク:
・Google Santa Tracker「Google サンタを追いかけよう」
・NORAD サンタクロース・トラッカー「Official NORAD Tracks Santa」
・Flightradar24/フライトレーダー24(SANTA1)
・サンタ追跡アプリ「NORAD Tracks Santa」(iOS)
・サンタ追跡アプリ「NORAD Tracks Santa」(Google Play)
・Flightradar24 サンタの飛行を追跡/サンタトラッカーの使い方(Flightradar24)
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