東京・台東区の上野動物園で、展示されている鳥に“エサ”を勝手に与える外国人とみられる女性が目撃された。その様子を見た男性が注意をしたところ、女性は男性の腹を殴り、「死ね」「クソ」「ふざけんな」といった罵声を浴びせたという。
“手作りおにぎり”で餌付け…注意され激高
都会のオアシス「上野動物園」で撮影されたのは、鳥小屋に向かってしきりに手を伸ばしていた外国人とみられる女性。なんと、持ち込んだとみられる食べ物を展示されている鳥に与えていたのだ。
この記事の画像(9枚)撮影者:
多分、手作りのおにぎりみたいな。それを鳥に餌付けしていた。
その様子を見た撮影者がやめるよう注意を促すと、女性はさらに驚きの行動に出た。
撮影者:
いきなり激高って感じ。僕のおなかの方にパンチするような感じで。
女性は注意した撮影者の腹部をパンチ。ボディーをお見舞いしたという。しかし、女性の怒りは収まらず、聞くに堪えない暴言を日本語でまくし立てたという。
撮影者:
死ね、クソ、ふざけんな、そういう言葉を吐いてましたね。
その後、撮影者は警察に通報。しかし、女性はその場からいなくなったという。
動物園の担当者「餌付けはやめて」
「イット!」が現場となった上野動物園の鳥小屋に行ってみると、檻には日本語だけでなく英語や中国語などで“餌付け禁止”を呼び掛ける注意書きのプレートが張られていた。
餌付けされた鳥は無事なのか。動物園の担当者に話を聞いた。
恩賜上野動物園 副園長・冨田恭正さん:
オナガといいます。カラスの仲間で雑食の動物になります。
今のところ健康被害は確認されていませんが…。
恩賜上野動物園 副園長・冨田恭正さん:
動物の健康管理をする上で定めた量の餌を与えています。(餌付けは)ぜひやめていただきたい。
(「イット!」12月27日放送より)
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