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- Googleアカウントのページに移動して、「ウェブとアプリのアクティビティ」と「位置情報サービス」をオフにすることで、Googleによるコンピューター追跡を停止できる
- どの端末も、Googleにログインすると、アクティビティと位置情報がトラッキングされる
- Googleのトラッキングを強制停止すると、ウェブの動作や場所に基づいてパーソナライズされているサービスの機能が失われる
Googleはメールやスケジュール、地図などさまざまなサービスを提供しており、「Googleがあなたについてすべてを知っている」というのもあながち間違いではない。
Googleのトラッキングサービスが有効になっている場合、ユーザーがどこにいるか、オンライン検索アクティビティが何であったかを、Googleは把握可能だ。
もちろん、このトラッキングによって、Google側はユーザーに関連する情報やアシスタンスを提供できる。しかし、ユーザー側が検索履歴など追跡されたくない場合は、簡単にそれを無効にできる。
【Googleによるコンピューター追跡を停止する方法】
1. ウェブブラウザーで Googleを開く
ページの右上隅にあるアカウントのアバターをクリックする。ドロップダウンメニューで「Google アカウントを管理」をクリック。
「Google アカウントを管理」をクリックする。
2. プライバシーと個人設定にある「データとカスタマイズ」をクリック
「データとカスタマイズ」ページには、ウェブアクティビティの追跡と位置の追跡を無効にするオプションがある。
3. 「アクティビティ管理」のセクションで「ウェブとアプリのアクティビティ」をクリック
このサービスは、Googleによる検索アクティビティの追跡と保存機能を制御している。
4. Googleにこれらの追跡をされたくない場合は……
「Chromeの履歴とGoogleサービスを使用するサイト、アプリ、デバイスでのアクティビティを含める。」のチェックボックスを外す(タップする)。Googleが多くのサービスをパーソナライズできなくなるという警告が表示されるので、内容を確認して下にスクロールすると「一時停止」を押せる。
「ウェブとアプリのアクティビティ」と「Chromeの履歴と〜アクティビティを含める。」のチェックボックスを外す。
5. 「戻る」ボタンで、「データとカスタマイズ」ページに戻る
6. 「アクティビティ管理」のセクションで「ロケーション履歴」をタップする
このサービスは、この Googleアカウントを使用している端末(スマートフォンやタブレット、ノートPC、デスクトップPCなど)で位置情報を追跡および記録するGoogleの機能を制御している。
7. 位置情報を追跡されたくない場合は……
左にスライドするようにボタンをクリックして「ロケーション履歴」をオフにする。 先ほどと同じように、Googleが位置情報に基づいて多くのサービスをパーソナライズできなくなるという警告が表示されるので、画面をスクロールして確認し、「一時停止」をクリックする。
位置情報をGoogleが追跡できないようにするには、「ロケーション履歴」をオフにする。
8. データとカスタマイズページに戻り、「YouTubeの履歴」をオフにして、Google がそのサイトで視聴した動画をトラッキングできないようにすることもできる
9. これらのサービスはいつでも有効に戻せる。実際Googleでは、この設定をオフまたは無効ではなく「一時停止」と呼んでいる
(文・中山智)