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「習慣化」のための自己サポート集 14、習慣とは、変化していくもの

どうも、「iPhoneと本と数学となんやかんやと」のchoiyakiです。
ずーっと長いこと、なにかしらの習慣化にとりくみ続けてきました。失敗しながら、継続が途絶えながらも、自分が続けていける形を模索し続けてきました。
以前は、もっと時間を投入することができ、もっと多くの習慣を日々おこなうことができていました。続けることに躍起になって。なかなか躍起になれない自分をなんとか鼓舞しつつ。
働き始めたり、結婚したり、子どもが生まれたり。幾度も大きな変化が起こりました。そのたびに習慣は途絶えたり、またやり始めたりを繰り返してきています。
生活の変化が起こったときに、習慣化できていたものは途絶えてしまいがち。これは、新たにでてくる、切実な事柄でいっぱいいっぱいになってしまうからでしょう。

変化を受け入れる

習慣は、否応なしに変化します。生活とともに変わっていきます。この変化を許容し、そのときの自分ができることを考え、試していきたい。常にそう考えています。
自分の置かれる環境が変わる中、習慣に意固地になり、他を省みない、ということになるのは避けたいから。たとえ、自分が決めた、やり続けようと決意した習慣が途切れてしまったとしても。
思うようにできなくてモヤモヤすることは出てきます。もっとあれしたいのに、毎日これ続けたいのに、と。でも、それよりももっと大事にしたいことがあるのであれば、習慣化はスッパリ諦めてしまえばいい。
今自分が置かれた状況で、最も大切にしたいことを守りながら、できる範囲で習慣にとりくんでいく。それが一番だと思います。

結婚した当初は、それまであまりやってこなかった家事などに手一杯で、ブログを書くことやランニング、読書などの習慣がぜーんぶ見事に途絶えました。
子どもが生まれてからは、自分のために使える時間が減って、それぞれの習慣に思うように時間をかけれなくなりました。
でも、それでいいと思っています。一緒に暮らす中で、お互い家事をこなしつつサポートし合うほうが大事。子どもと一緒に過ごすほうが大事。ぼくにとって最も大切なのは、家族だから。
近々、また変化が起こります。もう一人家族が増える予定であり、仕事も、今年度とは大きく変化することがわかっています。
おそらく、生活は変化し、習慣も変わっていくことになると思います。もしかしたらすべての習慣が途絶えてしまうかも。途絶えないように、今からいくつか手を打っていますが、その甲斐虚しく全部途絶えてしまうかもしれません。
でも、それでいい。
今、自分に与えられている時間の中で、続けていきたいことにとりくむことさえできればいい。

ながーく続けていくこと

消極的かもしれません。でも、習慣にできている行動・習慣化したい行動は、大切にしたいことを侵してまでとりくむべきことなのか、は考えておくべきでしょう。
これまで、忙しさのためであったり生活の変化によってであったり、習慣が崩れることが何度もありました。そのたびにもがき、再度、習慣化にとりくんできました。
前は続けていたけれどもやめてしまったことはいっぱいあります。でもそれは、他の習慣を続けていくため。他の続けたいことをやっていくために、やめることを決め、少なくしていきました。

忙しい中でも睡眠時間は削らずに、なんとか自分の時間をつくり、続けたいことを続けていくための時間を確保する。朝の時間を利用するため、みんなが起きる前に起き、活動を開始。朝にできなければ、しゃーないかとあきらめる。
ぼくは今、そんな風に習慣とつきあっています。以前よりも「何が何でも続けるんだ」という気持ちは少ないかもしれないけれど、以前よりもながーく続けていくことには必死になってとりくんでいます。
限られた時間の中で、着実に積み重ねていくためには、習慣を長続きさせることこそが大切ではないか、と思うからです。
「持続可能」な状態を目指し、あれこれ試しては失敗しつつ、生活の変化にのみこまれながらも、自分にとっての大切な習慣たちを、手塩にかけて育てていってほしいな、と思います。

おわりに

必死こいてきていろいろわかったことを、この習慣化の連載では、できるだけ再現しやすい形で提示していくことを目指しました。
今回を最後に、この習慣化の連載は終わりとしたいと思います。これまで書いてきたことの一つでも、一行でも、一言でも何かしらの参考にしていただければ幸いです。

また、習慣化についての連載を終えることもあり、アシタノレシピの執筆陣にくわわってからちょうど1年という節目である今回で、アシタノレシピにて書かせていただくのも最後とさせていただくことになりました。

1年前、アシタノレシピは復活しました。その復活のメンバーにぼくを入れてくれたベックさんには、感謝しかありません。
ベックさん、1年前、アシタノレシピのメンバーとしてよんでくれたこと、むちゃくちゃうれしかったです。こうしてこの場で書かせてもらえるのは、とても光栄でした。ほんとうにありがとうございました。

生活が大きく変化するなかで、続けたいことがあるのなら、一度習慣化の4つのステップに立ち返って今の習慣たちを見直す必要があります。
4つのステップの一つ目は、「やめることを一つ決める」。
おそらく、かなり無理をすれば、連載を続けていくことは不可能ではないと思います。ただ、このアシタノレシピでの連載を続けていけば、その分、ぼくがもっとも大切にしたいと考えている時間をつかうことになるのは目に見えています。考えた末、やはりそれは避けたいということで、アシタノレシピでの連載を、「やめること」として選ばなければなりませんでした。
せっかく参加させていただいたのに、その恩を返せてないままなのに、1年でおしまい、とするのはほんとうに申し訳ない気持ちでいっぱいです。自分の勝手な都合でやめさせてもらうのに、そのことをこころよく了承し、新しい生活への後押しの言葉までくれたベックさんには、重ね重ね感謝です。
また、たくさんの刺激をくれた、執筆陣のみなさんにも感謝しております。
さらには、自分のブログの何倍もの人数の、読者のみなさんにも。

今まで、お読みいただき、ほんとうにありがとうございました。

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