ネットフリックス / Netflix
Netflix(ネットフリックス)は、アメリカのオンラインDVDレンタルおよび映像ストリーミング配信事業会社。1998年にウェブサイトによるDVDレンタルサービスを世界で初めて提供したことに始まり、2007年からはコアビジネスをビデオ・オン・デマンド方式によるストリーミング配信サービスに移行。DVDを借りることなく映画やテレビ番組、アニメ作品などを鑑賞できる仕組みを構築した。世界中にオフィスを構えており、190か国以上で配信事業を展開している。 ストリーミング配信で成功を収める一方、近年ではドラマをはじめオリジナル作品の製作にも乗り出している。2015年には日本法人を設立。フジテレビとのコンテンツ制作提携により人気番組の配信をはじめたほか、ソフトバンクとの業務提携により同社ユーザーを対象に申込受付から料金請求までを一貫して提供するサービスを開始した。また、2016年には会員がオフラインで選択した動画をダウンロードして視聴できる機能が追加された。 これまでWIREDでは、主にNetflixオリジナル作品の紹介や、映像配信サービスをめぐるNetflixの動向を取り上げている。
冬休みに必見。『WIRED』日本版スタッフおすすめのNetflix作品20選【2024年12月】
「サバイバー: 宿命の大統領」「ブラック・ミラー:バンダースナッチ」「三体」から「イカゲーム:シーズン2」まで──。Netflixで配信中の作品から、この冬に観るべきおすすめを『WIRED』日本版スタッフが選んだ。
By WIRED STAFF
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アニメをAIから守れ──『ミッチェル家とマシンの反乱』の監督が現実世界で起こした抵抗
マイク・リアンダの映画『ミッチェル家とマシンの反乱』は、シリコンバレーのテック企業に立ち向かうある家族を描いたSFコメディだ。だが、アニメーターたちがハリウッドの大手映画製作会社との戦いに立ち上がろうとしているいま、この映画は伝説になりつつある。
By Brian Merchant
Netflix版『シティーハンター』、その世界的ヒットの必然
北条司原作の漫画「シティーハンター」がNetflixで実写映画化され、世界的に注目されている。グローバルでもNetflix公式TOP10首位を達成するなど好成績を収めたヒット作は、いかにつくられたのか。監督の佐藤祐市と主演の鈴木亮平に訊いた。
By Tomoko Hasegawa
ディズニーとワーナーが提携、動画配信サービスがケーブルテレビを“再発明”している
ディズニーとワーナー・ブラザース・ディスカバリーが提携し、米国でDisney+、Hulu、Maxをセット販売する計画を発表した。動画配信サービスの勢力図を変えようとするこの動きは、ケーブルテレビ時代への揺り戻しのようにも感じられる。
By Angela Watercutter
Netflix日本発のドラマ「忍びの家」、米国人監督が描いたアイデンティティと家族をめぐる物語の舞台裏
完全オリジナルのストーリーで世界的に注目されているNetflix日本発のドラマ「忍びの家 House of Ninjas」。原案は主演の賀来賢人、監督と脚本を米国人のデイヴ・ボイルが担当した異色の作品は、忍者という日本的で古風な題材ながら、現代の日本を舞台に普遍的かつ斬新な作品へといかに導いたのか。作品づくりの裏側を監督のボイルに訊いた。
By Tomoko Hasegawa
Netflix版「三体」の制作陣が語る「原作へのリスペクト」
3月21日に配信開始となったNetflix版「三体」が早速話題を呼んでいる。ただし、物語の舞台が2007年の中国から24年のロンドン(およびオックスフォード)に置き換えられるなど、大胆な「脚色(アダプテーション)」がほどこされている。制作の指揮をとったデイヴィッド・ベニオフ、D・B・ワイス、アレクサンダー・ウーが、脚色の狙いと、そこに込めた原作へのリスペクトを語る。
By Atsuko Tatsuta
Netflix版「三体」は、いかに映像化されたのか? 制作陣が語る“類のない挑戦”の舞台裏
劉慈欣のSF小説三部作を原作とするNetflixの新シリーズ「三体」の配信が始まった。映像化が困難とされた人気作は、いかにして実写版ドラマになったのか。制作の指揮をとったデイヴィッド・ベニオフ、D・B・ワイス、アレクサンダー・ウーが語った。
By Amit Katwala
Netflixで日本発の世界ヒットを連発した立役者、坂本和隆が考えるコンテンツづくりの現在とこれから
Netflixオリジナルで日本発の世界的ヒットが相次いでいる。その立役者が、ネットフリックスでコンテンツ部門のバイスプレジデントを務める坂本和隆だ。いかにNetflixにトップクラスの人材を集め、“勝利の方程式”をつくり出したのか、坂本に訊いた。
By Tomoko Hasegawa
アップルのVision Proは「究極のエンターテインメントデバイス」になれるのか
アップルのMRヘッドセット「Vision Pro」が2月、米国で発売された。同社は「究極のエンターテインメントデバイス」とうたっているものの、こうしたヘッドセットが映画やドラマの長時間視聴には向いていないという問題をまだ解決できていない。
By Angela Watercutter
Netflixは「WWE」と手を組み、“成功の方程式”を徹底的に書き換えた
ネットフリックスがWWEの「RAW」を10年間にわたって配信すべく、50億ドルの契約を結んだことを明らかにした。この動きは、Netflixが旧来のストリーミングのルールブックを徹底的に書き換えたことを示している。
By Angela Watercutter
Netflixが強化するアジア発のバラエティ番組は、「世界でのヒット」がゴールではない
アジア各国でローカルコンテンツへの投資を加速させているネットフリックス。なかでも日本や韓国、インドではジャンルの幅を広げ、ゲームショーやリアリティショーといったバラエティ番組にも力を入れ始めている。そこにネットフリックスはどのような可能性を見出そうとしているのか。
By Tomoko Hasegawa
Netflixによる「アカウントの共有禁止」は成功? 予想を上回ったネットフリックスの業績
ネットフリックスが2023年の第3四半期決算を発表し、世界全体で900万近い新規会員の獲得のほか、業績が前年同期比で8%近く伸びたことが明らかになった。この結果を見る限り、どうやら現時点では「アカウントの共有禁止」は成功しているようだ。
By Angela Watercutter、Will Bedingfield
Netflixの「レンタルDVD」発送サービスの終了と、勝利したアルゴリズムの功罪
ストリーミングの巨人であるネットフリックスが宅配DVDレンタルの“最後の1枚”を発送し、そのサービスを終了した。映画を愛する人々のためにあったサービスの終わりはアルゴリズムの勝利でもあり、その功罪も改めて認識させられる。
By Angela Watercutter
星野源が語る“対話からの創造”と、Netflix「LIGHTHOUSE」で挑んだ新たな曲づくりのかたち
アーティストの星野源が、Netflixオリジナルのトークバラエティ番組「LIGHTHOUSE」で重ねた対話に基づく新曲をリリースした。日常生活や悩みについてオードリーの若林正恭と赤裸々に語ったことで生まれた曲の数々は、多忙な星野にとっていかなる挑戦になったのか。新たなクリエイションへの思いを星野が語った。
By Tomoko Hasegawa
躍進する韓国ドラマの「次の一手」が、人気脚本家やプロダクションの動きから見えてきた
韓国ドラマが世界で躍進したのはなぜか。創造性と商業性のふたつを兼ね備えたバランス感覚のよさが理由のひとつであり、Netflixで世界ヒットを生み出した韓国の当事者たちの言葉もそれを証明している。そこからは「次の一手」も見えてきた。
By Tomoko Hasegawa
Netflixによる人気番組のライブ配信の失敗は、ストリーミング競争における「新たな課題」を突きつけた
Netflixが婚活リアリティ番組「ラブ・イズ・ブラインド」で予定していたライブ配信の中止を余儀なくされた。視聴者が殺到したことが原因とみられ、激化するストリーミング競争に勝ち抜くには安定した配信が可能であると証明する必要がある。
By Amanda Hoover
成熟期を迎えた動画配信サービスは実質的な“死”を迎えている
好きだった番組が企業の都合で別の配信サービスでいつの間にか配信され、アカウントの共有もできず、気がつくと動画に広告が付いている──。飽和状態になった配信プラットフォームは、テレビ業界のようになってしまった感じがする。
By Angela Watercutter
アジア発のオリジナル映画で攻勢、Netflixが変えるコンテンツの勢力図
今後4年間で韓国のコンテンツに25億ドル(約3,400億円)を投資すると2023年4月に発表したNetflix。韓国発の世界ヒットを牽引力にアジア発のオリジナル映画の製作に重点を置く施策を打ち出すなど、アジアのクリエイターたちを主役に攻勢に出る。
By Tomoko Hasegawa
ドラマ「THE LAST OF US」の成功で、トランスメディアストーリーテリングが加速する
ゲームの世界観を深化させてつくられたドラマシリーズ「THE LAST OF US」が世界的にヒットしている。ひとつの作品の物語を異なるメディアで多角的に展開する「トランスメディアストーリーテリング」を取り入れようとする企業は、さらに増えるだろう。
By Will Bedingfield
「イカゲーム」の世界を体験、没入型のゲーム空間を手がけるスタートアップの野望
米国などの映画館や娯楽施設で、箱型ゲーム空間「Immersive Gamebox」の導入が広がっている。複数のプレイヤーたちが、“箱”の中に映し出されるNetflixのドラマ「イカゲーム」などの世界に入り込み、協力しながらゲームに挑んでいくというものだ。開発した英国企業は、さらなる世界展開をにらんでいる。
By Omar L. Gallaga
巨大な撮影スタジオも自前で建設、Netflixで世界ヒット連発を目指すTBSの製作会社THE SEVENの野望
グローバルヒットを狙う作品を日本から生み出すべく、TBSが新たな製作会社THE SEVENを立ち上げた。世界的ヒットとなったドラマ「今際の国のアリス」を手掛けたメンバーなどの人材が揃い、Netflixと戦略的パートナーシップを組んだ同社は、世界とどう戦っていくのか。
By Tomoko Hasegawa
Netflixはゲーム分野でも「高い目標」を達成すべく、取り組みを加速する
ネットフリックスがゲーム事業への取り組みを加速させている。人気番組から派生したゲームや人気タイトルなどを大幅に増やす計画だが、課題も少なくない。
By Megan Farokhmanesh
Netflixで加速する「アカウント共有の禁止」について、知っておくべきこと
アカウントの共有によって“ただ乗り”しているユーザーを減らすべく、ネットフリックスが各国で対策を始めている。先行して規制が始まった南米や欧州の一部の国での事例から、その具体的なルールや共有が適用できる範囲などについてまとめた。
By Eric Ravenscraft
Netflixが推す2023年のオリジナル映画からは、「ストリーミングの強み」が失われつつある現実が見えてくる
Netflixが2023年に配信する話題作のダイジェスト映像を23年1月18日(米国時間)に公開した。そこにトップスターを使った“B級作”が並ぶ様子は、ストリーミング業界が確実なヒット作を探すことで精一杯である現実を浮き彫りにしている。
By Angela Watercutter